BLOG 三井ホームのお家の外壁塗装・屋根カバー工法事例│450万円│清水町

こんにちは!
築30年の三井ホーム住宅を外壁塗装・屋根カバー工法・屋根裏換気のリフォーム

【現場エリア】清水町的場
【施工内容】外壁塗装+屋根カバー
【施工期間】3週間
【金額】450万円(税込)


今回は、清水町的場にあるOB様のお住まいで行った外壁塗装、屋根カバー工法、屋根裏換気工事をご紹介します。

以前からお付き合いのあるお客様で、今回は築30年を迎えたご自宅のメンテナンスについてご相談をいただきました。


建物は三井ホームのお住まいです。
以前からお邪魔してますが、ぱっと見も、遠くからも、まだまだきれいに見える外観でした。

大切に住まわれてきたことが分かる建物で、すぐに大きな不具合が出ているという状態ではありません。
ただ、近くで確認していくと、外壁や屋根、目地まわりには築年数なりの傷みが出ていました。

外壁の色あせやチョーキング。
北面のコケ。
シーリングの劣化。
15年ほど前に塗装した部分の塗膜の膨れ。
などなどの症状が確認できました。

お客様からは、外壁のメンテナンスだけでなく、夏場の2階の暑さについてもご相談がありました。

「2階の天井が熱い」
「夏になると部屋に熱がこもる」
というお悩みです。

そこで今回は、外壁塗装だけで終わらせるのではなく、屋根カバー工法、ルーフィングの更新、雨樋交換、破風板金、屋根裏換気システムまで含めて、住まい全体を見直す工事となりました。

工期は約3週間です。
天候にも恵まれ、台風前に無事完工することができました。

【施工内容】
今回の主な施工内容は以下の通りです。

外壁塗装

シーリング打ち替え

Roof-1による屋根カバー工法

ルーフィング施工

雨樋全交換

破風板金施工

屋根裏換気システム Panasonic: FY-550LPB設置

施工場所は清水町的場です。


外壁は窯業サイディングのタイル調。

外壁色はN-50。

屋根色はモスグリーンです。


外壁塗装の下塗りには、スズカファインのカチオンシーラーEPO

中塗り、上塗りにはエスケープレミアム無機

シーリング材はLM超耐久を使用しました。


【現地調査で確認した外壁の状態】

施工前


まずは現地調査です。

外観全体を見ると、築30年とはいえ、きちんと手入れされてきたことが分かるお住まいでした。

ただ、外壁は毎日紫外線や雨風を受けています。

道路沿いということもあり、排気ガスや粉じんの影響も受けやすい環境です。

今回のお住まいも、近くで見ると外壁表面に汚れが付着し、色も少しずつくすんできていました。

特に北面は日が当たりにくく、コケが発生していました。

北面のコケは、築年数が経った住宅ではよく見られる症状です。

日当たりが少ないため雨が降った後も乾きにくく、湿気が残りやすい場所です。

コケがあると見た目の印象も悪くなりますが、それだけではありません。

水分を抱え込むため、外壁が乾きにくくなり、塗膜にも負担がかかります。

そのまま長く放置すると、外壁材そのものの劣化につながることもあります


また、外壁を手で触ると白い粉が付くチョーキングも確認できました。

チョーキングは塗膜が劣化しているサインです。

塗膜には、外壁を雨水や紫外線から守る役割があります。

その塗膜が弱ってくると、色あせや粉化が起こり、外壁材を守る力も落ちていきます。

「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思われる方も多いですが、この段階でメンテナンスを行うことが大切です。


外壁材そのものが大きく傷む前に塗装を行うことで、余計な補修費用を抑えることにもつながります。

今回、特に気を付けたのが塗膜の膨れです。

過去に2階部分を塗装されていましたが、その時の塗料選定や下地との相性が良くなかったこともあり、一部に膨れが出ていました。

外壁塗装で膨れがある場合、そのまま上から塗ってしまうことはできません。

見た目だけなら一時的にきれいになります。

ただ、下の塗膜が浮いたままでは、新しく塗った塗料も一緒に剥がれてしまう可能性があります。

外壁塗装は、上から色を塗れば終わりという工事ではありません。

塗る前にどこまで下地を整えるか。

これが仕上がりや耐久性に大きく関わります。

今回のように塗膜の膨れがある場合は、悪い部分をしっかり確認し、必要な範囲を丁寧に除去してから次の工程へ進める必要があります。

今回のお住まいは、窯業サイディングの外壁です。

窯業サイディングは、今の住宅で非常によく使われている外壁材です。

デザインも豊富で、タイル調や石目調などいろいろな柄があります。

今回のようなタイル調サイディングも、見た目に表情があり人気のある外壁材です。

ただし、窯業サイディングはメンテナンスが不要な外壁ではありません。

表面の塗膜が傷んでくると、防水性能が落ちていきます。

サイディング本体は水をまったく吸わない材料ではありません。

表面の塗膜が雨を弾いているうちは良いのですが、塗膜が劣化すると少しずつ水分を含みやすくなります。

水を吸って、乾いて、また吸って・・・・・(以下ループ)

これを繰り返すことで、反りやひび割れにつながることがあります。

そのため外壁塗装は、単に色を変えるための工事ではありません。

建物を雨や紫外線から守るためのメンテナンスです。

完成した時の見た目ももちろん大切ですが、その前の洗浄、ケレン(磨き作業)、シーリング、下塗りといった工程がとても重要になります。

まずは洗浄から始めます。

オリバークリーナー

足場を設置した後、最初に行うのが洗浄です。

今回はオリバークリーナーを使用して、屋根、外壁、軒天を洗浄しました。

外壁には、長年の汚れが付着しています。

交通量が多い道路沿いでは、排気ガスや細かな粉じん、油分も外壁に付きやすくなります。

北面にはコケもありました。

こういった汚れを残したまま塗装してしまうと、塗料の密着に影響が出ます。

どれだけ良い塗料を使っても、下地が汚れたままでは本来の性能を発揮できません。

塗装工事というと、ローラーで色を塗っている場面をイメージされる方が多いと思います。

しかし実際には、塗る前の工程にかなり時間を使います。

洗浄もその一つです。

完成してしまえば洗浄したかどうかは見えません。

ただ、数年後の状態には差が出ます。

今回も外壁だけでなく、屋根や軒天までしっかり洗浄してから次の工程へ進みました。

屋根洗浄


屋根は普段なかなか見ることができません。

お客様ご自身で状態を確認する機会も少ない場所です。

ただ、住宅の中でもっとも雨や紫外線を受けるのが屋根です。

真夏は表面温度もかなり高くなり、雨が降れば直接水を受けます。

屋根材の表面にはコケや汚れが付着していました。

今回屋根はカバー工法で施工しますが、その前に状態を確認しながらしっかり洗浄を行いました。

汚れを落とすことで、施工前の状態も確認しやすくなります。

職人も注意を払いながら蓄積したよごれを掃除します。


【外壁の洗浄】

壁洗浄

外壁はタイル調の窯業サイディングです。

凹凸があるため、平らな外壁に比べて汚れが入り込みやすい部分もあります。

表面だけでなく、目地や細かい凹凸にも汚れが残らないように洗浄します。

この工程を丁寧に行うことで、下塗り材がしっかり密着しやすい状態になります。

外壁塗装は、塗る前にどれだけ下地を整えられるかが大切です。

浮いている部分も高圧洗浄であらかた剥離します。

【軒天の洗浄】

軒天洗浄

軒天も洗浄しました。

軒天は直接雨が当たりにくい場所ですが、湿気がこもりやすく、汚れやカビが付きやすい部分です。

外壁や屋根がきれいになっても、軒天が汚れたままだと建物全体の印象が少し落ちてしまいます。

細かい部分ですが、こういったところまできちんと施工することで仕上がりの印象が変わります。


【ケレン】

ケレン作業は職人2名で3日かけました。

ケレン



今回の現場で、特に時間をかけた工程がケレンです。

ケレンとは、劣化した塗膜や浮いている部分を除去して、塗装に適した下地を作る作業です。

今回は以前塗装された2階部分に膨れがありました。

そのため、膨れた塗膜を一つずつ確認しながら除去していきます。

この作業に職人2名で3日かけました。

早く終わらせようと思えば、機械で一気に削ることもできます。

ただ、築30年のサイディングを必要以上に傷めるわけにはいきません。

悪い部分だけを見極め、健全な部分はできるだけ残す。

そのためには手作業で確認しながら進める必要がありました。

外から見ると地味な作業です。

完成した後には、どこをケレンしたのか分からなくなります。

それでも、この工程を丁寧に行うかどうかで、塗装後の持ちが変わります。

塗装は塗っている時間だけが工事ではありません。

洗浄、ケレン、シーリング、下塗り。

見えなくなる部分の積み重ねで仕上がりが決まります。
今回も、ここはかなり時間をかけて進めました。

【シーリングの打ち替え】

目地コーキング


窯業サイディングの住宅では、目地のシーリングも重要です。

シーリングは外壁材同士の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ役割があります。

また、建物は風や地震、気温の変化でわずかに動きます。

その動きに追従する役割もあります。

今回の既存シーリングは、築年数相応に劣化が進んでいました。

硬くなったり、ひび割れたり、剥離している部分もあります。

この状態のまま塗装だけを行っても、目地から水が入りやすくなります。

そのため今回は、既存シーリングを撤去し、新しく打ち替えました。

使用したのはLM超耐久です。

高耐久タイプのシーリング材で、今後のメンテナンスを考えて採用しました。

材料の手配に苦労した工事でした。

今回の工事では、シーリング材の手配にも苦労しました。

中東情勢の影響もあり、ナフサ由来の建築資材の流通が不安定になっていました。

塗料やシーリング材など、普段当たり前に入ってくる材料の納期が読みにくい時期です。

現場は足場を組み、職人の段取りも組んでいます。

お客様にも工事の予定を空けていただいています。

その中で材料が入らないとなると、工程全体に影響が出てしまいます。

ただ、材料がないからといって、性能を落としたものを使うわけにはいきません。

今回は、その時点で入荷できる材料の中から、外壁との相性や耐久性を考えて最適なものを選定しました。

こういった部分は完成写真には写りません。

ですが、現場では非常に大切な判断です。

もともと予定したものが急遽入らないのはとてもプレッシャーでした。

【プライマー施工】

コーキングプライマー


シーリング材を打つ前には、プライマーを塗布します。

プライマーは、外壁材とシーリング材をしっかり密着させるための下処理材です。

この工程を省くと、どれだけ良いシーリング材を使っても本来の性能を発揮できません。

見た目には分かりにくい作業ですが、目地の耐久性に関わる大切な工程です。

一つずつ目地を確認しながら、丁寧に施工しました。

【シーリング完了】

コーキング完了


シーリングを打ち替えることで、外壁の目地まわりがきれいに整いました。

この後、外壁塗装に進みます。

外壁塗装では、塗料そのものの性能も大切です。

ただ、それ以前に洗浄、ケレン、シーリングといった下地処理が整っていることが前提になります。

今回の現場では、既存塗膜の膨れやシーリング劣化があったため、塗装に入る前の準備にしっかり時間をかけました。

この下地づくりが、完成後の仕上がりと今後の安心につながります。



【Panasonic屋根裏換気システム FY-550LPBを採用しました】


今回の工事で、お客様が特に気にされていたことの一つが2階の暑さでした。

夏になると2階だけ暑い。

エアコンをつけても、なかなか涼しくならない。

夜になっても天井付近に熱が残っているように感じる。

こういったご相談は、築年数の経った住宅ではよくあります。

外壁や屋根のメンテナンスとは少し別の話に思われるかもしれませんが、実際には大きく関係しています。

2階が暑くなる原因はいくつかあります。

窓から入る日射。

断熱材の状態。

部屋の向き。

風通し。

そして、屋根裏にこもる熱です。

特に屋根裏の熱は、普段目に見えないため気付きにくい部分です。

屋根は一日中、太陽の熱を受けています。

真夏の屋根表面はかなり高温になります。

その熱が屋根材を通して小屋裏へ伝わり、屋根裏に熱気がこもります。

昼間に蓄えられた熱は、夕方や夜になってもすぐには抜けません。

そのため、外は少し涼しくなってきたのに、2階の部屋だけ暑いという状態が起こります。

今回のお住まいでも、外壁や屋根のメンテナンスと合わせて、この小屋裏の熱環境も見直すことになりました。

そこで採用したのが、Panasonicの屋根裏換気システム FY-550LPBです。

断熱材だけでは解決しにくい暑さがあります。

住宅の暑さ対策というと、まず断熱材を思い浮かべる方が多いと思います。

断熱材はもちろん大切です。

外の暑さを室内へ伝わりにくくするためには、断熱性能が必要です。

ただ、断熱材は熱を消してくれるものではありません。

あくまで熱の伝わるスピードを遅くするものです。

屋根裏に熱が溜まり続ければ、時間をかけてその熱は室内へ伝わっていきます。

よくあるのが、

「昼間よりも夜の方が2階に熱が残っている感じがする」

というケースです。

これは、昼間に屋根や小屋裏に蓄えられた熱が、夜になってからゆっくり室内側へ伝わってくるためです。

エアコンをつけても、空気だけでなく天井や壁が熱を持っていると、なかなか涼しく感じにくくなります。

そのため、2階の暑さ対策では、断熱だけでなく換気も重要になります。

熱を入れにくくする。

こもった熱を逃がす。

この両方を考えることが大切です。

今回の工事では、Roof-1による屋根カバー工法と、Panasonic屋根裏換気システムを組み合わせることで、屋根まわりのメンテナンスと暑さ対策を同時に行いました。

屋根裏の熱気を外へ排出させます。

屋根裏換気システムの役割は、屋根裏にこもった熱気を外へ排出することです。

屋根裏の空気が動かない状態では、熱がこもりやすくなります。

換気によって空気の流れを作ることで、熱気を外へ出し、屋根裏の環境を改善していきます。

もちろん、これを設置したからといって、夏の2階がまったく暑くならないというものではありません。

建物の形、窓の位置、断熱材、日当たり、周辺環境によって体感は変わります。

ただ、屋根裏に熱がこもりにくい状態を作ることは、2階の暑さ対策として意味があります。

特に今回のように屋根工事を行うタイミングでは、小屋裏の換気まで合わせて考えやすいです。

外壁塗装だけ。

屋根カバーだけ。

換気だけ。

それぞれ単独でも意味はあります。

しかし、今回のお住まいでは築30年という節目でもあり、住まい全体を一度見直すことにしました。

屋根まわりの工事と換気を一緒に進めました。


屋根換気


屋根工事と屋根裏換気は、別々の工事に見えるかもしれません。

ただ、どちらも住まいの上部に関わる工事です。

屋根は外から雨や紫外線を受け止める部分。

屋根裏は、その内側で熱や湿気の影響を受ける部分です。

表面だけをきれいにしても、内側の環境が悪ければ住み心地に影響します。

逆に、換気だけを見直しても、屋根の防水性に不安があれば長い目で見た安心にはつながりません。

今回の現場では、屋根カバー工法で屋根の防水性とメンテナンス性を高め、さらに屋根裏換気で熱気のこもりを軽減する計画にしました。

リフォームでは、部分だけでなく全体や実際に住まれる方がどのように生活していくのかをイメージするのが大切です。

私たちも提案の際は実際のイメージをしております。


外壁を塗るならシーリングも確認する。

屋根を工事するなら雨樋も確認する。

2階が暑いなら屋根裏も確認する。

建物は一つにつながっているので、症状が出ている場所だけを見るのではなく、その周辺まで確認することが重要です。

換気設備は見えないところで働きます

屋根裏換気システムは、完成後に目立つ設備ではありません。

外壁の色が変わるような分かりやすさはありません。

屋根が新しくなるような見た目の変化もありません。

ただ、こういった見えない部分の工事が、住まいの快適性に関わってきます。

リフォームでは、どうしても完成写真で分かりやすい部分に目が行きます。

外壁の色や屋根の仕上がり、玄関まわりの雰囲気など目に見えるリフォームは非常にわかり安いし大切です。

ただ、実際に暮らしていくうえでは、見えないところも同じくらい大切です。

雨水がどこを流れるか。

熱がどこにこもるか。

湿気がどこに残るか。

こうした部分は、普段の生活では意識しにくいところです。

しかし、住宅の寿命や快適性には関係してきます。

今回の屋根裏換気も、見た目を変えるための工事ではありません。

夏場の2階の暑さを少しでも改善し、屋根裏に熱気がこもりにくい環境を作るための工事です。

【工事全体を振り返って】

今回の工事は、外壁塗装だけで終わる現場ではありませんでした。

最初は外壁の劣化やメンテナンスのご相談でしたが、現地調査と打合せを重ねる中で、屋根、雨樋、破風、屋根裏換気まで含めた工事になりました。

築30年というタイミングは、住まいを見直す一つの節目です。

まだ使える部分もあります。

すぐに壊れるわけではない部分もあります。

ただ、これから先も安心して住み続けることを考えると、早めに手を入れた方が良い部分もあります。

繰り返しますが、

外壁のチョーキング。

北面のコケ。

シーリングの劣化。

以前の塗膜の膨れ。

屋根の経年劣化。

雨樋や破風のメンテナンス。

2階の暑さ。

これらは一つひとつ別の症状に見えます。

しかし、すべて住まいの外回りと上部に関係しています。

今回の工事では、それらをまとめて見直すことで、建物全体の状態を整えることができました。

外壁塗装は生活が向上するというよりはメンテナンスのリフォームです。

今のお家を長くするためにするリフォームなのでどちらかというと生活を豊かにするリフォームのほうが皆さんうれしく感じると思います。

ですが、人間と同じで定期的にメンテナンスは必要です。

健康診断のように大病を患う前にしっかりと見ていきましょう。

完成しました!!



完成後は、外観の印象が大きく変わりました。

施工前の明るい外観から、N-50グレーを基調とした落ち着きのある外観へ。

屋根のモスグリーンも自然に馴染み、全体としてまとまりのある仕上がりになりました。

外壁をグレーにすると、場合によっては重たい印象になることがあります。

しかし今回は、建物の形や屋根色とのバランスも良く、落ち着きの中にやわらかさもある仕上がりになっています。

色決めに4回打合せを行ったことも、完成後の納得感につながったと思います。

外壁塗装は、工事が始まってから色を変えることが難しい工事です。

だからこそ、最初の打合せでしっかり時間をかけることが大切です。

今回も実物サンプルを確認しながら決めたことで、イメージのズレを少なくできました。

見た目だけでなく、住まい全体を整えた工事でした!


完成写真を見ると、まず外壁の色や屋根の仕上がりに目が行くと思います。

ただ、今回の工事で大切なのは見た目だけではありません。

外壁は、洗浄、ケレン、シーリング、下塗り、中塗り、上塗りと順番に施工しました。

以前の塗膜の膨れは、職人2名で3日かけて丁寧に処理しました。

シーリングはLM超耐久で長年持つように打ち替えています。

屋根はRoof-1によるカバー工法を採用し、塗装ではなく一新しました。

ルーフィングも新しく施工し、雨樋も全交換しました。

破風板は板金で保護しました。

さらに、Panasonic屋根裏換気システム FY-550LPBを採用し、小屋裏の熱気対策も行っています。

こうして振り返ると、外壁塗装というより、住まい全体のメンテナンス工事です。

住宅は、どこか一か所だけをきれいにしても長持ちするわけではありません。

屋根から雨水を受ける。

雨樋で水を流す。

外壁で雨風を受ける。

シーリングで隙間を守る。

屋根裏で熱や湿気を逃がす。

それぞれがつながっています。

だからこそ、今回のように築年数を迎えたタイミングでは、全体を見て判断することが大切です。

住宅メンテナンスは早すぎても遅すぎても良くありません。

住宅のメンテナンスは、タイミングが大切です。

早すぎると、まだ十分使える部分まで工事することになり、費用がもったいない場合があります。

逆に遅すぎると、塗装だけでは済まず、外壁材の張り替えや下地補修が必要になることもあります。

屋根も同じです。

小さな傷みのうちに手を入れれば、カバー工法で対応できることがあります。

しかし下地まで大きく傷んでしまうと、葺き替えが必要になるケースもあります。

シーリングも、ひび割れや剥離が進む前に打ち替えることで、外壁内部への水の侵入を防ぎやすくなります。

今回のお住まいは、築30年というタイミングでしっかりメンテナンスを行いました。

すぐに住めなくなるような状態ではありませんでした。

しかし、これから先のことを考えると、ちょうど良い時期だったと思います。

大きな不具合が出る前に手を入れることは、長く住むためにはとても大切です。

清水町的場のように交通量が多い地域では外壁の汚れも早く出やすいです。

今回の現場は、交通量が比較的多い道路に面した立地でした。

交通量が多い場所では、排気ガスや細かな粉じん、タイヤの摩耗粉などが外壁に付着しやすくなったりします。

新築時はきれいだった外壁も、年月とともに少しずつ汚れが重なります。

雨が降ると、その汚れが水と一緒に流れ、雨だれとして残ることもあります。

北面のコケもそうですが、外壁の汚れ方は立地によって大きく変わります。

海に近い場所。

山に近い場所。

交通量が多い場所。

日当たりが悪い場所。

風通しが悪い場所。

みなさまそれぞれの家があり、それぞれ傷み方が違います。

だからこそ、外壁塗装では建物ごとに状態を確認する必要があります。

同じ築30年でも、同じ仕様で良いとは限りません。

今回も、清水町的場という立地と、交通量の多さ、北面の湿気、過去の塗膜の膨れを考えながら工事内容を決めました。

お客様と一緒にリフォームをさせていただきます!


リフォームは、こちらが一方的に決めて進めるものではありません。

特に色決めや工事範囲は、お客様の考え方によって変わります。

今回も、実物サンプルも確認しつつ、色決めでは4回打合せを行いました。

目地を活かすか、塗りつぶすかもしっかりと見ながら決めました。

屋根の色も外壁とのバランスを見ながら決めました。工事内容についても、外壁だけでなく屋根や換気まで含めることで、費用も工事範囲も大きくなります。

その分、なぜ必要なのか、今やる意味があるのか。

こういったことを一つずつ確認しながら進めています。

お客様にとって、住宅リフォームは大きな工事です。

頻繁に行うものではありません。

だからこそ、分からないことや不安なことがあって当然です。

こちらとしても、ただ工事内容を説明するだけではなく、なぜその工事が必要なのかを伝えることを大切にしています。

今回の工事は、築30年を迎えた三井ホームのお住まいを、外壁塗装、屋根カバー工法、雨樋交換、破風板金、屋根裏換気まで含めてメンテナンスした施工事例です。

もう一度まとめますと、

外壁:N-50グレー

屋根:モスグリーン

塗料:エスケープレミアム無機

シーリング:LM超耐久


完成のイメージは落ち着いた色合いで、長く見ても飽きにくい外観に仕上がりました。

I様も奥様も落ち着いた格好しあがりにご満足いただけました。


住宅は完成した瞬間から、少しずつ年月を重ねていきます。

紫外線を受け、雨に打たれ、風にさらされ、夏の暑さや冬の寒さを繰り返します。

毎日見ていると変化には気付きにくいものです。

しかし、チョーキングやコケ、シーリングのひび割れ、屋根の色あせなどは、住まいからのサインです。

そうしたサインが出てきた時に、早めに相談していただくことで、必要以上に大きな工事になる前に対応できることがあります。

外壁塗装や屋根リフォームをご検討されている方は、見た目だけではなく、建物全体の状態も含めて考えてみてください。

今回の施工事例が、これから住まいのメンテナンスを考える方の参考になれば幸いです。


細かい事でも直ぐにお問い合わせください。

お待ちしております。


次回はこちらのご自宅に太陽光を乗せましたのでそちらの記事をお届けします!

楽しみお待ちください!

ニラスイホーム担当:筒井

お家のことならお任せください!快適、安心、満足なリフォームをご提案いたします!


 

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