BLOG ベランダ防水工事を通気緩衝工法で施工│ウレタン防水7ステップと費用・工期を現場担当者が解説【631,000円・6日間】

こんにちは!ニラスイホームの渡邉です。 
私達の現場ブログを見ていただきありがとうございます。 
 
梅雨に入り雨が多くなる時期になりました。 
来週の天気を見ると雨続きになっていてとても憂鬱に感じています。。。 
雨が降ると外仕事が出来なくなるのはもちろんですが、中仕事でもお客様のお家への出入りが多く『汚さないように、、、』とさらに気を付けてお仕事をさせていただきます。 
『そんな気にしなくて良いよ!』と言っていただける方も多く、大変感謝です。 
 
さて、このような時期に多くのお問い合わせがあるのが《防水工事》と《雨漏り》です。 
直接的に雨漏りしてしまっているお宅もありますし、雨でベランダや屋上の防水が気になりだした、というお問い合わせも数多くあります。 
 
今回は【ベランダ防水工事】のご紹介をさせていただきます。 
※雨漏り工事の施工事例も数多くありますので、ぜひ他の現場ブログもご覧ください※ 
 
【現場エリア】静岡県東部  
【施工内容】ベランダ防水工事 
【施工期間】6日間 
【金額】631,000円(税込) 
 
今回のお客様は前回エコキュートの交換もさせていただき、その時からベランダの相談を受けていました。 
『ベランダの防水の見た目が悪くて、、、たぶん防水をやり直さなきゃダメかな?』 という風に、お客様が防水を気になる出すのは《見た目》や《雨漏りの症状》が発生した時になります。 
 
『雨漏りしてからだと少し大変になりますよ』と私は普段お伝えしています。 
雨漏りした時にはすでに屋根、屋根裏、天井とつたってきているため、もちろん水濡れによる構造材の腐食や、湿気が溜まることでカビや害虫の発生などが考えられるからです。 
 
一番良いのはやはり定期的なメンテナンスになっていて、防水などを最適な周期でやり直しているとリスクが軽減されていきます。 
 
、、、とまぁ、お伝えしましたが、何もないのに完璧な定期メンテナンスを行っている方はなかなか少ないです。 
それでも住んでいるお家のために知って頂く事は大事だと思いお伝えしています。 
 
今回のお客様も室内までは水漏れがありませんでしたが、ベランダ下(軒天)に茶色い水染みができてしまっていました。 
ベランダ防水がダメになり隙間から水が入り、下に染みている状態です。 
なので今回の工事内容は、 
 
・エアコン室外機の脱着 
・ベランダ床の一部補修と防水下地張り 
・ベランダ防水(通気緩衝工法) 
 
という内容になります。 
 
工事前
工事前
工事前
工事前
工事前
工事前
 
◎それでは工事をご紹介していきます◎ 
 
まずは全体の工期ですが、今回の内容では約6日間の工事でした。 
★室外機の撤去から始まり→床の補修→防水工事→室外機の復旧★ 
という流れになります。 
一日に出来ることが限られているため無理はせず、余裕をもった工期となっています。 
特に防水工事では防水層を数回に分けて塗り重ねるため、しっかりと乾かす期間を設けます。 
無理して塗り重ねると膨れがでたりなどの不具合の原因になる事が多いです。 
 
全体の金額は¥631,000(税込み)となっています。 
こちらベランダが3か所あるため、範囲が広くなると費用もかかります。 
また今回は室外機の脱着とベランダ床の補修という付随工事が発生したため、少しプラスになります。 
もちろん室外機が無ければ費用も掛かりませんし、水染みや漏れがなければ床を補修する必要もありません。 
定期的なメンテナンスをしているとこのような所を触る必要が無くなります。 
 
《工事初日》 
室外機の撤去を行います。 
今回はエアコンを交換するわけではないので、室外機を外させていただき工事後に復旧します。 
ここで悩むのは室外機の仮置き場です。 
ベランダに置いておくことは出来ないので、部屋内またはお家の外に仮置きしておきます。 
後々の工事を考えると部屋内に置きたいですが、工事期間中に生活の邪魔になっても困る。。。 
と悩みますが、今回はお客様のご厚意で部屋内に仮置きさせていただきました。 
 
室外機撤去
室外機撤去

 
《2日目》 
ベランダ床の一部補修、防水下地張り工事を行います。 
先ほどお伝えした通りベランダ下に水染みが出ているため、ベランダ床面の板材が水を吸っている状態です。 
そこに体重を掛けると、穴が空くのではないか?という具合に床がへこむので張替えをします。 
床板が濡れている(湿気がある)状態で防水工事を行うと膨れなど後々の不具合になります。 

今回は、“”濡れている箇所を開口し下地の状態をチェック→下地がダメならば入れ替えと補強“” “”濡れている床板も部分的に張替え→ベランダ全体に新しい板を張る“” という、できるだけ今後の不具合が出てきにくい方法にて防水下地を行いました。 
 
床工事
床工事
床工事
床工事
床工事
 
《3日~5日目》 
ここから3日~5日は防水工事を行っていきます。 
一日の工程に限度がありますので、数日に分けて工事を行っていきます。 
今回の防水工事は『通気緩衝工法』という工法で行いました。

通気緩衝工法とは、、、 
建物内部に入った湿気や水分を逃がしながら、防水層の劣化や不具合を防ぐ工法となっています。 
床下地に防水を密着させずに通気層を確保し、湿気が通気層を通って逃げるようにします。 
そうすることで膨れや剥がれなどの不具合を出にくくするという目的です。 
 
・防水の膨れ防止 
・下地の湿気の影響を受けにくくする 
・防水層を長持ちさせる 
・リフォームに適している 
というメリットもありますが、 
 
・密着工法より費用がかかる 
・工程が増え工期が長くなる 
などのデメリットもあります。 
 
しかしそのデメリットがありつつもおススメさせていただく価値がある工法なので、私は通気緩衝工法を積極的に推していっています。
 
こちらは防水工事の流れになります。 

①高圧洗浄、下地処理(汚れなどの撤去)
 
既存の塗膜や汚れ、カビ、コケなどの不純物があると新しい防水の密着に影響が出ます。 
洗浄工事を行う事でキレイにし密着性を高めます。 
お化粧前の洗顔という感じです。 

②プライマー塗布(通気緩衝シートの密着を高める)
 
通気緩衝工法のメインである通気緩衝シートを貼るための準備です。 
下地とシートとの密着を高めるために塗る最初の塗料です。 
そもそもシートが剥がれて来てしまうすべてやり直しのため、入念に行います。  

③通気緩衝シート貼り(専用シートを貼る)
 
専用の通気緩衝シートを全体に貼っていきます。 
シートの継ぎ目なども専用テープでしっかり目張りするのと、リフォームで既存との取り合いも必ず出てきます。 
そのような場所も防水テープなどで目張りし、不具合の起きないよう工夫します。 

④脱気筒設置(湿気の逃がし口)
 
銀色の筒の様なものを床面に設置することで、ここから湿気が逃げていくようにします。床面に突出する形で設置するため、設置場所もしっかりと決めないと歩行の邪魔になることも。
 
⑤ウレタン防水1層目 
防水材を塗布する1層目。 
塗布厚、乾燥時間などをしっかり守って塗ります。 

⑥ウレタン防水2層目
 
防水材を塗布する2層目。 
塗布厚、乾燥時間などをしっかり守って塗ります。 

⑦トップコート仕上げ
 
仕上げ(表面に出る)材料を塗布します。 
こちらは仕上げ材のため大きな防水効果はありません。 
主な役目は、《紫外線から守る》《汚れや雨から守る》《美観を保つ》という役目があるのが仕上げ材です。
一般的にはグレーやグリーンなどの色が印象にあると思います。 
 
という流れで工事を行っていきます。 
 

洗浄



ウレタン防水1層目
ウレタン防水1層目
ウレタン防水2層目
ウレタン防水2層目
ウレタン防水2層目
トップコート
トップコート
トップコート
トップコート

 
《最終日》 
防水工事まで終わりました。 
最後は室外機の復旧を行い、エアコンの試運転に問題が無ければ完了です。 
部屋内に室外機を仮置きしたので、室内の清掃もしっかり行います。 
 
 
最後に、、、 
《今後ベランダ防水工事を行う方へ》 
ベランダ防水工事を行う際に出てくる打合せ内容をお伝えしたいと思います。 

●足場は必要? 
基本的にはベランダ内の工事なので不要です。 
しかしこれは室内を通らせていただくという前提の話になります。 
どうしても部屋内は通って欲しくないよ(^^; という場合は足場を架けさせていただき工事を行う事が可能です。 
その際にはもちろん足場の費用も掛かりますのでご了承ください。 
 
●どのくらいもつ? 
一般的にウレタントップコートは5~7年にて定期メンテナンス、防水層は10年~15年と言われています。 
その場所の環境などにもよって前後はしますが、一生涯これで安心という訳ではありません。やはり定期メンテナンスで保つことが大切になります。 
 
●また必ずお伝えする内容として 
床面の防水は工事を行えば完璧ですが、手摺・水切り・サッシ廻り、など今後水が入る可能性がある場所が周辺に必ずあります。 
そこからの浸水は防げない。 
ということを理解していただくことも大切な打ち合わせになっています。 
 
 
長くなりましたがこれで【ベランダ防水工事】のご紹介を終わります。 
最後まで見ていただき、ありがとうございました! 
是非参考になれば嬉しいです。 
 
ニラスイホームでは防水工事はもちろん、水回り・外回りなど多種多様な工事を承っています。 
こんな事できる?相談したいんだけど、、、 何でも構いません。気軽にご連絡いただければと思います。 公式ラインからもお問い合わせ可能です。


ニラスイホーム 担当:渡邉

お客様の暮らし・生活・使いやすさを常に考え、仕事をさせて頂きます!


 

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