BLOG 三島市谷田の水回り・外壁塗装リフォーム│キッチン・浴室・トイレ・給湯器・外壁塗装を刷新した全工程レポート734万円(税込)
皆さまこんにちは!
今回は戸建て住宅の水回り改修、及び外壁塗装工事をご紹介いたします。
【現場エリア】三島市谷田
【施工内容】水回り、外装
【施工期間】約1か月
【金額】7,342,793円(税込)
当物件は築20年で一度もリフォームのご経験がありません。
通常下記のいずれかは10年~15前後で故障して交換等が必要になるのですが、そのご経験がないのはある意味ラッキーだったかもしれません。
・ガスコンロ(IHコンロ)
・各所換気扇
・各所水栓
・ウォシュレット
・ガス給湯器(エコキュート)
・食洗器
キッチンは基本的にコンロ、レンジフード(換気扇)、キッチン水栓はセットになっているので、故障せずに今回一緒に交換ができるのは効率が良いです。



レンジフードはブーツ型と呼ばれる掃除がしづらいタイプをご使用頂いていたので、清掃性が高いものをお勧めさせて頂きました。
20年経てば生まれた子供が成人になり(今は18歳成人ですが・・・)、ご自身もお年を召してきていると思います。
この先20年を考えた時に使い勝手や清掃性を加味しないと今までと同じ動きが出来なくなるため、リフォームのタイミングで使いやすいものをご提案させて頂いております。
キッチンに設置されているその他のコンロ、水栓、食洗器といった器具類も同様につき、向こう20年を見据えた提案をさせて頂きました。

住みながらの工事になるため水回りを一気に手を付けると生活ができなくなってしまうので、まずはキッチンを含むLDKからスタートする工程を組みました。
まずは吊戸棚や引き出しなどを取り外し、順番にキッチン本体を解体していきます。
シンクや水栓金具、収納部分を分解しながら撤去することで、壁や床への負担を最小限に抑えます。
また、当社の水道職人さんは解体作業も可能につき、お湯や水の切り離しを行いながら一緒に解体をして効率よく作業を進めていきます。
背面のカップボードも入替えるので解体をしてきますが、キッチン本体と異なりお湯や水、排水といった水道関係の設備は備わっていない為、単純な解体作業となります。
キッチンの床に関しては水が飛んだりして非常に汚れている為、この部分もリフォームします。

キッチンとカップボードと共に床も解体しました。
敷地内に廃材を一緒にためておき一気に回収する為、解体できるものは同じタイミングで解体するよう段取りをしております。
床の下にはしっかりと断熱材が敷き詰められていましたが、断熱材の下には床が無く上を歩くと抜けてしまう為、人が通る動線にはベニアを引いて落下事故を防止します。 
キッチン周辺の解体が完了した後に、お湯や水、排水管やガス管といったキッチン内部に設置されていた配管を新しいキッチンの図面を参照しながら位置の変更を行っていきます。
システムキッチンは基本的に配管などが隠蔽されている仕様につき、キッチンがない状態で床や壁の中を通して配管しておきます。
またこの作業の際に床や壁に穴を空ける必要がある為、大工工事はこの次の工程に組み込みます。
ガスコンロの場合はガスの資格を持った職人さんが、IHコンロの場合は電気屋さんがそれぞれ配管、配線をします。
お湯と水と排水管はどんな時でも水道職人さんが配管をします。
今回は食洗器も元々設置されており次も食洗器を導入する為、既存の食洗器用の水と排水は位置を移設し、食洗器用の専用コンセントもこのタイミングで新しい
食洗器の位置に合わせて配線を移設します。
ちなみに食洗器を新設したい場合もキッチン入替えのタイミングでしか増設は基本的できませんが、今まで食洗器がなかったので水と排水、そして電源も完全に親切なので、当たり前ですが費用は新設の方が高くなります。

キッチン解体後にキッチンを組立てる職人さんにて、下見を行います。
具体的にお湯や水を配管する位置、電源関係の取り出し位置、キッチンを設置する際に必要な裏側の壁の下地、既存のカウンターとの取り合い(設置時にぶつからないか)など解体後でないと見えない位置が多いので、このタイミングで下見を行います。
私はこの日入る水道、電気の職人さんたちと同じタイミングで下見を行って頂き、私も間に入りより精度の高い打ち合わせを行うようにしております。
配管や配線の位置が間違っていれば組立ての際に必ず支障が出てしまい、最悪のケース組み立てができないとお客様に多大なご迷惑をお掛けしてしまいます。
また、この方法を取る事で職人さん同士も顔なじみになり、連携もうまくいきます。

各所の配管、配線が完了しましたので、大工工事へと進んでいきます。
当然事前に各職人さんを配置して工程を組みますが、大工工事は解体後に想定より増えるケースがある為、慎重に組む必要がございます。
例えば過去下記のようなケースがありました。
・現状吊戸棚が設置されているものの、現状の吊戸棚のビスの位置にしか下地が入っておらず、新しい吊戸棚のビス位置には下地が入っていない。
・配管、配線する際に穴を空けられない柱が入っており、大きく壁を解体する必要があった為補修範囲が広かった。
・特殊な壁の厚みになっており用意した壁材が使えず、新たに材料を調達している間大工さんが作業できなかった。
・既存のキッチン組立ての際に普通使用されないような超強力接着剤を用いられており、キッチン解体の際に裏の壁までめくれてしまい、造作範囲が想定より増えてしまった。
などなど上げたらきりがないですが、経験則でカバーしているものの矛盾するようですがある程度の想定外も想定しつつ工程を組んでいく必要がございます。
当社の抱えている大工さんは皆リフォームに特化している為、こういったケースでも知恵を出してしっかりとフォローしてくれます。
余談ですが新人が成長の過程で必ずつまづくのがこの大工工事で、新人には特に優秀な大工さんにお願いするようにし、フォローをしてもらっています。

大工さんは壁材や床材、長い木材などを現場で必要な大きさ、長さに加工して納めていく必要があるので必ず加工場を設ける必要があります。
室内は加工する為に必要なスペースを捻出できない為、このように駐車場や庭などをお借りして加工場を作ります。
この加工スペースも各担当がどのあたりにどうやって設けるか、天候が悪い場合もテントを立てて対応ができるかなどしっかり事前に考えて段取りします。
当然工程を組むのは天気予報が出る前になりますし、突発的な天候不良に見舞われる事も当然ある為、あらゆるケースを想定しつつ慎重に工程を組みます。 
よく私の記事で書かせて頂きますが、リフォーム工事の基本は上から下、奥から手前です。
大工工事も例外ではなく例えば先述の通り床の張替えも行う予定ですが、先に床を仕上げた後に壁や天井の工事をすると材料や道具を落下させてしまうリスクや、脚立などを引きずって傷を付けてしまうリスクがございます。
今回天井を触れる大工工事はないものの壁の工事も一番高い場所から手を付けていきます。
既存のレンジフードと新しいレンジフードの下地位置が異なった為、新しいレンジフードに合わせてダクト周辺に下地を入れました。
続いてカップボードの側面の壁下地を造作しました。
カップボードが設置されている際は見えませんでしたが、解体してみると段差になっておりこのまま設置するとしっかり納まらない為、段差面に石膏ボードを貼って
平らにしました。

キッチンや食洗器の給排水を移設する際、及び配線関係を移設する際に空けた穴の、穴埋めを行いました。
現状の設置状況によって床下、壁面どちらから配管・配線をするか考えて作業を行います。

最後にフローリングと壁と床の境にある巾木を取り付けて大工工事は完了となります。
リフォームの現場において大工工事で全体の工事が完了するケースはほとんどなく、その後にクロスなどの化粧工事があり、最後にキッチンの設置など器具を取り付けるという流れが一般的です。
ただ床面をフローリングで仕上げる場合は大工工事が最後になる為、フローリングの表面がその後の工事で傷が付かないようしっかりと養生を行います。
大工さんは普段現場でこのように後の職人さんにバトンタッチするケースが多く、養生が甘いとせっかく貼ったフローリングに傷が付いてしまいます。
その為隙間なく、且つその後の作業がやりづらくないようにきっちりと養生をしていきます。
養生材は当社にて準備しているので、担当としてどの程度何の養生材が必要かを考える必要がございます。
大工さんがフローリングを貼っている最中です。
基本的に端から貼っていき、また木目には長手(ながて)という長方形の長い面に沿って流れるようにします。
フローリングを貼る際にも電動ノコギリ、接着剤、隙間をなくすために打ちつける木材など様々な道具を使います。
既に貼った部分に傷や汚れが付いてしまうと剥がしてやり直しという最悪の手間が掛かってしまう上に、フローリングが不足してしまうとすぐに準備が難しい為仕上げた部分にはしっかりと養生をしていきます。
大工さんが使う材料も当社で準備する事が多く、長物(ながもの)と呼ぶのですが、長い木材などは4m程度あるので運搬や保管も一苦労です。
フローリングなどは1ケースが1坪分だったりするので、基本的に材料はロスもなくぴったりで終わるという事はありません。
また少しやってみないと分からない部分がある工事もあるので、多少余裕を持って材料を準備します。
大工工事が完了すると木材は不要になりますので、その日の最後にだいたい引き上げます。

キッチンの設置を行い湯水や排水、電気も接続してLDKの工事が完了しました。
今回導入頂いたキッチンはタカラスタンダードのトレーシアというシリーズで、ホーロー製で特に人気がございます。
当初はキッチン本体のみの交換を考えておりましたが、ショールームで背面のカップボードもご覧頂き、一緒に交換したいとの事でお決め頂きました。
カップボードも同じタイミングで施工させて頂くとキッチンの設置込みで1日で完了できますので、工期の短縮として効果的です。
また、カップボードの交換と共にコンセントの増設や移設も一緒にご提案させて頂きました。
お家を建てられた際はお子様も小さかったりで家族環境も異なり、また現在はその頃になかった便利家電なども増えているので、使用感が当時と異なっていたと思います。
現代の生活に合わせた配線を行い利便性を向上させました。

LDKの工事完了後1週間半程度空けて、浴室・洗面所、トイレの工事に進んでいきます。
LDK工事後に期間を空けた理由は物の移動です。
家の中のスペースは限られている為LDK工事の際にキッチンとカップボードの内部のものを全て移動させ、冷蔵庫なども移動させました。
それらを戻したり今度は洗面所内のものを移動させる必要もあり、普段お仕事をされているとその時間を取る事も容易ではありません。
LDKと浴室・洗面所、トイレは当然別の場所なので時間を空けても問題ありませんでした。

お風呂に対してはとにかく冬場にお湯がすぐに冷めてしまう事が最大の悩みでした。
昔の浴槽は断熱化がされておらず蓋をしていても冷めやすいです。
現代の浴槽であれば蓋をしていれば、4時間で2.5度しか温度が下がらない高断熱浴槽というものが一般的です。
今回も当然高断熱浴槽を提案させて頂き、合わせてガス給湯器の交換もご提案させて頂きました。
20年前のガス給湯器に比べると現代の給湯器はとても高効率で、お湯を沸かすスピードも速いです。
ただ一番の問題は20年使用しているガス給湯器は、いつ壊れてもおかしくないという点です。
一般的にガス給湯器の寿命は10年から15年程度なのでとうに寿命を過ぎています。 ガス給湯器からお風呂への配管もこのタイミングなら入替える事ができるので、交換しない理由はないという事でご提案させて頂きました。


トイレも同様に古くなっている為リフォームを行います。
もちろん汚れが気になったりウォシュレットが古いなどもあるのですが、一番気になっているのはトイレのドアの開く方向が悪く、動線的に非常に使いづらいという点です。
ドアを開ける際に開く方向の手前にいるとドアが開いた際に通る事ができず、ドア左側から開けるとリビング側へ通ずるドアもあるのでバッティングすると邪魔になってしまいます。
これらを解消する為ドアのリフォームも提案させて頂きました。

工事が始まりました!お客様にご許可は当然頂きますが、1週間半前にLDK工事を行う際に設置した廊下などの養生はそのままにさせて頂きました。
当然ゴミやあまりにも汚れている部分は部分的に貼替えさせて頂きましたが、養生も当然設置するのに手間が掛かりますし、養生材にもお金が掛かります。
養生自体時間の経過と共に悪くなるものではないので、当社の手間を考えてそのまま使用させて頂きました。
ユニットバスも基本的な流れはキッチンと同じで、まずは本体を解体していきます。今回も当社の水道職人さんにて解体を行い、同日給排水の移設も行います。
今回洗面化粧台の交換も行う為、洗面台も解体します。
廃材の収集運搬は許可を持っている担当で行いますが、ユニットバスの回収の際に洗面台も一緒に回収する為、同じタイミングで解体を行います。
新たに設置する洗面化粧台は二段引出しタイプになり、お湯水排水が既存の位置だと引出しにぶつかってしまう為、解体後に当たらない位置に移設を行います。
また、結構な確率で洗面台の上台の裏に下地が入っておらず、石膏ボードにアンカーという固定する材料をかませて設置してある事が多いのですが、ベニア固定に比べて圧倒的に弱いです。
鏡裏が収納になっている場合引っ張られるので最悪の場合アンカーが外れて鏡が落ちてしまう事も考えられるため、洗面所全体を改修するケースでは裏側にベニア下地を入れます。

ユニットバスの解体が終わり給排水の移設も完了したので、翌日組立てを行います。
ユニットバスからユニットバスへの改修の場合基本的に基礎が打たれている為、新たな基礎工事は不要です。
ただ基礎の高さはまちまちで、ユニットバス下部の脚の長さを合わせないと段差になってしまったり、ユニットバスの方が低いと設置が不可になってしまう為、事前に現地調査を行いどの高さが適切か判断します。
ユニットバスは写真のようにバラバラの状態で運ばれてくるため、どのメーカーも基本的に運搬に送料がかかります。
また、トラック内に保管してトラックを置いておく訳にはいかない為、現場に搬入して一時保管する必要があります。
設置にとても手間がかかる高級価格帯や、エレベーターがない集合住宅の高所階などは2日施工にかかるケースもございますが、基本的にユニットバスの組立ては1日で終わるものの、敷地内にその間部材を保管しなければなりません。
担当者は保管場所も考えながら工事の段取りを行います。
ユニットバスの解体の際に電気や湯水は完全に切り離してしまう為、照明器がござません。日中とは言え手元が暗くなってしまう為、職人さんは照明器を持ち込んで作業を行います。


ユニットバスの設置が完了しました。
あくまで設置しただけなので電気も湯水も接続されていない為、換気扇も作動せず湯水も出ません。
この後各職人さんたちが接続やドア枠の設置など後作業を行うので、組立ての職人さんたちは最後に浴室内の養生をしっかり行っていきます。

大工さんにてドア枠回りの壁を造作して、ドア枠を設置していきます。
ドア枠は水に強い樹脂のものを用いて納めていきます。
また、元々のユニットバスのドアが悪くなっており洗面所側に水が漏れて床が腐食していた為、そこもこのタイミングで部分的に補修します。
大工さんが浴室のドア枠を設置している間に、水道職人さんにてトイレを取り外します。
不可能な無理な工程は組みませんが、出来る限り職人さんたちを遊ばせないように工程を組み、最短で終わらせる事を心がけています。
リフォーム工事は初めての方も多く意外と着目しておりませんが、知らない方が家に入ってきたりと工事進行中はストレスが掛かりやすいです。
大工さんが浴室のドア枠を取り付け終わったので、トイレのドアの交換に入ってもらいます。
先述の通りトイレのドアの開き方で動線が悪くなり非常に生活がしづらい状態でした。
ドアの交換は一般的にドア枠も入替える必要があるのですが、そうすると内装工事で化粧が必要になります。
トイレの内部はクロスを張り替える予定ですが廊下側は今回触りません。
その為枠から交換すると化粧ができない為、枠の上部にレールを取り付けるリフォーム用ドアのアウトセットの吊り戸を提案させて頂きました。
現状の開口の上にレールを取り付けるので壁の中に下地を仕込む必要がある為、本来であれば壁を解体するのですが、クロスを張り替えない為その方法は使用できません。
その為今回はトイレの内側の反対の壁を空けて下地を入れ込み、廊下側にレールを取り付ける方法を選択しました。

トイレのドアの交換が完了しました。
今まではトイレのドアがリビングのドア側に開いていましたが、片引きになり壁と並行して開くようになり動線が劇的に改善されました。
キッチンや浴室、トイレなど水回り器具の刷新にお喜び頂きましたが、トイレのドアの改善に一番喜んで頂きました。
少し難しい内容ではありましたがトイレの中に触れる事でドアの入れ替えを実現する事ができました。
トイレの大工工事が完了視した為、内装工事を行いました。
天井と壁のクロス、及びクッションフロアを貼り替えています。
しばらく登場していなかったトイレを外した水道職人さんは、その間に給湯器を交換して浴室内の配管を接続しておりました。
当物件の駐車場が広く複数台駐車ができる為、進められるだけ工事を進めています。

水道職人さんはトイレに移動してトイレの設置を行いました。
今回導入頂いたトイレはTOTOのZJ1というトイレで、安価ですがリモコンも付いておりオート洗浄機能という立ち上がると自動で流れる機能も付いているお買い得品となります。
お風呂の接続も完了してご使用頂けるようになりました。
お風呂はタカラスタンダードのグランスパというシリーズをご選択頂きました。
壁パネルはホーローになっており、床は磁器タイル、浴槽は人造大理石という清掃性が非常に高い鉄板の内容をご選択頂いております。
元々悩まれていたお風呂が寒いという悩みも改善され、今回リフォームして良かったとのお言葉を頂きました。

水回りの工事が完了した為、続いて外装工事を行ってまいります。
中の工事と外の工事は完全別物で、当社は年末年始・ゴールデンウイーク・お盆と長期休暇があり、その間は施工の管理ができません。
中の工事はゴールデンウイーク直前で完了した為、そのまま外工事を着工してしまうと、ゴールデンウイーク中も足場が掛かったままになってしまいます。
外装工事で特に管理が必要なのが足場です。
みなさまもご覧になった事があると思いますが、足場は塗料が飛散したり職人さんが転落しないようにメッシュシートが張られています。
これは特に風に弱い為台風などの強風に煽られると揺れて非常にうるさく、また最悪のケースでは足場が倒壊する恐れがございます。
営業期間中であれば天気予報から事前に推測してメッシュシートを巻き上げるなどして管理を行いますが、誰も出勤できない長期休暇中ではその対応が出来かねてしまいます。
以前は台風シーズンは秋口というのが通例でしたが、昨今世の中の異常気象で想定外の季節に台風がやってきたりするので、やはり長期休暇中の工事は避けて不要なリスクは取らないようにします。
気象予報士さんも天気が読みづらく大変かと思いますが、雨が降ると絶対にできない工事なので天気予報は毎回入念にチェックしますが、最近予報が外れる事も多く工事の進め方に苦慮する事が多いです。
水回りと内装工事はゴールデンウイークまでに完了しているので、外装工事はその後で段取りしました。
外の工事は中の工事と異なりご不在でも進める事ができますので、お客様もお仕事後休むなど調整が不要となります。
工事の着工前に事前に周囲の方々へご近隣のあいさつを実施します。
足場の設置・解体時にはどうしても金属音が出てしまうのと、屋根や外壁を塗装する際には必ず洗浄を行います。
風向きによっては水しぶきが飛んでしまう可能性がある為、必ず洗浄日はお知らせするようにしております。
塗装職人さんが唯一雨でも作業ができる内容なので、洗浄日が雨だと少しラッキーと思ってしまいます。
雨中の作業でも効果は全く変わりません。
また、足場職人さんとも事前に現場の下見をして問題がないか確認しておきます。
お隣さんとの距離が近いと空中を越境したり、場合によっては敷地内に足場を設置させて頂く事もございます。
他にも建物が大きかったり駐車スペースから建物までの距離が長かったりすると、1日で設置が終わらないケースがございます。
今回は駐車場の広さは問題なかったものの足場職人さんの大きなトラックだとはみ出してしまう為、長方形のスペース内で斜めにとめさせて頂く必要がございました。
以前もお家と駐車場の形状的に駐車場内に足場を設置する必要があったケースがあり、今回も足場作業時に駐車場を空けて頂く必要がある為m当店の駐車場をお貸出しさせて頂きました。
ご自宅と当店までの送迎は安全上出来かねてしまうものの、当店には複数台駐車スペースがある為工事期間中は当然無料でお貸出しさせて頂いております。

いよいよ現場の着工となります。まずは足場を設置しました。
足場に設置する会社名が掲載されている看板はイメージシートと呼んでおり、周囲と同じメッシュの材質で作られています。
以前はメッシュではない厚手の素材のものを用いておりましたが、風が抜けず煽られてしまう為数年前に改善しました。
足場職人さんに事前にイメージシートを渡しておき、メッシュシート設置時に一緒に設置してもらいます。
外装工事は頻繁に行うものではなく、外の工事なので不在で良い為、中の工事に比べてお客様もあまり身構えない事が多いです。
しかしながら足場設置中はメッシュシートに覆われている為太陽光が届きづらく室内が薄暗く、また防犯上と作業の観点から窓を開ける事もできず結構不便を感じます。
職人さんも常に家の外にいるのでそわそわする方もいらっしゃるため、足場を掛けての工事が初めての方には特にこういった点を事前にしっかりと説明し、ストレスが掛かる点に身構えて頂きます。
当然この点を理解して工事を段取りするので、できるだけ短く終わるよう足場設置の翌日に洗浄を設置するなど工夫して工程を組みます。












足場が掛かったので洗浄に進んでいきます。
当社ではオリバークリーナーというお家の専用洗剤(バイオ洗浄)を用いて、下記3工程で洗浄を進めていきます。
①水養生
②バイオ洗浄
③高圧洗浄
洗浄はお化粧をする前の洗顔のようなもので、この工程を怠って汚れや油分などが残っていると塗装の仕上がりや持ちに大きく影響していきます。
また、オリバークリーナーは外壁だけではなく木部やタイルなどにも使える為、我々は洗浄機が届く部分全て洗浄します。
例えば玄関タイルや外塀、カーポートなどがそれにあたります。
今回は玄関に上がる部分の階段がありましたので、そこもしっかり洗浄していきます。
リフォームや建築ではいたるところで「下地(したじ)」というワードが飛び交います。
下地とはという検索をすると下記が出てきます。
・下地とは
・意味 フローリング、壁紙、タイルなどを貼る前に、その土台となる構造や部材。
・主な素材 石膏ボード、合板、木材(柱や間柱など)。
・役割 仕上げ材を平らに固定し、壁に棚やテレビなどの重いものを取り付ける際の支えになる。
・塗装 ペンキや塗料を綺麗に密着させるための下塗り。
今回は塗装工事なので下塗りにあたりますが、下塗り材を塗る為の下地が汚れていれば良い塗装工事ができないのは明らかです。
塗料と外壁材によって塗る回数が変わってきますが、例えば3回塗りの1回目がうまくいっていなければ当然2回目、3回目もしっかりと塗られている訳がございません。
余談ですが大工工事で示す下地は、手すりやカーテンレール、キッチンの吊り戸などを打ち付けて固定する壁の材質の事を指し、下地がないと手すりに荷重を掛けると外れてしまい危険なので下地を入れるという行為が必要になります。
内装工事での下地はクロスがキレイに貼れるものになっているかどうかで、下地が悪くぼそぼその状態ではクロスを貼っても下地を拾ってクロスの表面が同じくぼそぼそになっていしまったりします。
私は異業種からこの業界に飛び込んできたので、仕事を始めた当初は「下地」というワードに大分翻弄されました(笑)
塗装工事の下地をキレイにするため、しっかりと洗浄を行っていきます。
現状用いられている外壁材は窯業(ようぎょう)サイディングというもので、セメントや石灰などを主成分で作られたもので、今日本で一番用いられてる外壁材になります。
凹凸を付けたり色のパターンを付けられるのが特徴で、おしゃれに仕上げる事ができます。
ただこの色合いは塗装で残すには透明のクリアー塗料を使う必要があり、壁を触って手が白くなる現象を「チョーキング」と呼び、このチョーキングが出ていると塗装をすべきタイミングとなります。
一方でチョーキングが出ている状態でクリアー塗料を塗ってしまうと、塗料が白く濁ってしまい仕上げがとても汚くなってしまいます。
築20年で一度も塗装をした事がなかったのでやはり外壁はチョーキングを起こしていた為、クリアー塗料は断念しました。
その場合色を付ける事になるのですが、現状のように濃淡がついている柄は全て一色になってしまいます。

窯業系サイディングは呼吸する外壁材とも呼ばれており、湿気を吸ったり吐いたりするので多少動きます。
その為隙間を空けて施工し、間にコーキング(目地)を打って仕上げられているのが特徴です。
窯業系サイディングはそれ自体に模様や色がついているので、新築で施工されたタイミングでは塗装はされていない為、目地を打って仕上げとなっています。
この目地も当然劣化するので外壁塗装のタイミングで打ち替えを提案しますが、私は基本的に塗装の前に打ち替える「先打ち」を提案します。
目地を先に打ち換えてから塗装する事で目地も塗膜で守られ、長持ちさせる事ができます。
また、塗料で色も付くので目地が目立つこともございません。
新築時は塗装をしない為必然的に後打ちになる為、できるだけ外壁になじむ色を使いますが、それでも違和感は出てしまいます。
やはりリフォームの際は先打ちが基本となります。
その為今回も先にコーキングの打ち替えから実施していきます。
コーキングはカッターで既存のものを除去して打ち替えていきますが、窓周りなどカッターが入れにくい場所も存在しております。
コーキングの下地は防水シートが貼られており、これらが傷ついてしまうと壁からの雨漏れが発生する可能性がございます。
カッターが入れにくい場所に関しては、既存のコーキングは除去せずにやせ細った分だけ上から打つ「増し打ち」を行います。
コーキングの作業が完了した為、各所の養生を行っていきます。
主に窓周りや玄関などアルミでできているサッシ部分で、アルミは熱で膨張するので塗装をしても剥がれてきてしまう為一般的に塗装はしません。
ただ塗料が付着してしまうと落とすのが大変なので、マスカーと呼ばれるビニールにテープが一体になっている専用の養生材を使用し、各所を丁寧に養生していきます。
尚、このマスカーは室内の養生材としても活躍しており、テープを貼った部分から下がカーテンのように降りてホコリの侵入を防いでくれます。
キッチンの入れ替えの際にキッチンがカウンター型だと正面にホコリが舞い散ってしまう為、開口部を塞ぐのに使用します。
また、各部屋の開口部に設置して部屋へのホコリの侵入を防ぐのにも使用します。















養生が完了した為付帯部の塗装に入っていきます。
付帯部(ふたいぶ)とは屋根と壁以外の部分を指します。
軒天、雨樋、鉄部、木部などが付帯部にあたります。
今回は軒天、ひさしの屋根部分の鉄部、雨樋、破風(はふ)と呼ぶ屋根のへりの部分が該当箇所になります。
鉄部や破風などの外壁と異なる材質の部分は洗浄だけで汚れが落ちきれず、表面が凸凹してきます。
これはいわゆる下地が悪い状態ですので、このまま洗浄してもきれいに仕上がりません。
そこで専用の道具を使って研磨して下地を整えてから下塗りを行います。
付帯部には付帯部専用の塗料があり、今回もそちらを用いて進めていきます。
軒天は日本ペイントが出しているケンエースという塗料を使います。
軒天は白色の場合が多く黒ずんだカビ汚れが付きやすいのですが、ケンエースには防カビ材が含まれておりキレイを長持ちさせる事が可能です。
その他の部分はフタイムキという塗料を今回使用していきます。
当社で一番使用している屋根、外壁の塗料はスーパームキコートと呼ばれるハイブリッド塗料で、耐用年数が15年~20年ととても長く、雨がふると車のワックスのように汚れをはじいてくれるのが特徴です。
そのスーパームキコートシリーズの付帯部専用塗料がフタイムキで、当然15年~20年の耐用年数なので壁と同じだけ持ってくれます。
鉄部には錆止めを下塗りに使用してからフタイムキを塗っていきます。







付帯部の塗装が完了した後、外壁塗装に進んでいきます。
先述しましたが今回使用する外壁塗料はスーパームキコートというハイブリッド塗料で、シリコンと無機質を混ぜ込んで作られているものになります。
ガラスやお茶碗は無機物と呼ばれており、腐食したり朽ち果てない強い耐久性を持っているのが特徴です。
無機100%ですと硬くて割れてしまう為、そこにシリコンの柔軟性を混ぜ合わせて作られている為、ハイブリッド塗料と呼ばれています。
外壁材によって塗り方や塗るものが変わってくるのですが、窯業系サイディングに対してはスーパームキコートプライマーを下塗りし、スーパームキコートトップを上塗りする2回塗りで仕上げていきます。
よく3回、4回、5回とたくさん塗る事を美学としてアピールする業者さんがいますが、多く塗ればいいというものではなく、決められたルールに従う事が大事です。
例えば外壁材が塗り壁のモルタルや軽量発泡コンクリートのALCに対しては、スーパーコート下地調整剤を塗り、その後スーパームキコートプライマー、最後にスーパームキコートトップと3回塗りが必要になります。
もちろん下塗りなしでトップだけ塗ればいいというものではなく、決められた回数を現状の状態を見ながら塗布量を調整していく必要がございます。
スーパームキコートはプライマーとトップが同じ色なので、塗り忘れが発生しないよう全体にプライマーを塗ってからトップを塗っていきます。
部分部分で塗り進めると色が同じだと分からなくなってしまう為、慎重に進めていきます。
外壁塗装のタイミングでベランダの防水もご提案差し上げるのですが、今回のお家のベランダはタイルでできており防水工事が不要につき、洗浄のみで留めます。



全体の工事が完了し、足場も解体しました。
外壁の濃淡が消えてしまったので最初は違和感を感じられておりましたが、数日ですぐになれたそうです。
各所に水回りから外装工事までで長きに渡りましたが、これで全ての工事が完了となります。
今回はほとんどに手を入れた工事をご案内しましたが、キッチンだけ、トイレだけ、外壁塗装だけなど部分ごとのリフォームも当然ご提案可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ニラスイホーム 担当:川
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