BLOG 店舗壁補修工事|三島市川原ヶ谷

店舗壁補修工事|三島市
本日は当社三島店外壁補修工事のご紹介をいたします。 
こちらはオーナー様よりお借りしている物件ですが、外壁が崩れて落ちてしまった為、オーナー様より修繕のご依頼を頂きました。

【現場エリア】三島市川原ヶ谷 
【施工内容】外壁一面貼替え 
【施工日】7/23~8/5 
【工事金額】3,200,000円(税込み) 
 

店舗壁補修工事|三島市川原ヶ谷
オーナー様は当店のすぐ真裏に住まれており、近所の方より壁が崩れているとご指摘があり、今回ご相談を頂いた流れになります。

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こちらは築40年以上経過しており、大きな修繕は行っていません。 
以前から崩れ落ちてきていた為コーキングを打って補修をしていたようですが、更に大きく崩れてきており隙間がどんどん広がっております。
 
このままだと雨水が室内に入り込む可能性が非常に高く、また他の場所も今後崩れてきてしまう可能性がある為、こちらの一面の張替えをご提案いたしました。

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まずは足場を設置していきます。 
こちらの建物の1Fを当社はお借りしておりますが、2Fにも別のテナントが入っている為、事前に工事日程や、駐車場利用ヶ所の相談などを行っており、建物自体の修繕との事で大変快く駐車スペース利用などにご協力頂けました。

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足場の設置が完了しました。 
全面的に改修する訳ではないので、該当面のみの設置となります。 
全面設置に比べて不安定になりやすいので、支えの支柱を建てて強化します。

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足場の設置が完了した後、既存の外壁を解体していきます。 
ALCという軽量発報コンクリートの外壁材の上にタイルが貼られている造りになっていますが、該当部分は下地のALCが崩れ落ちていました。
 
今回はこちらの外壁面のALCから全てはがし、やり替えていきます。

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上部から解体を進めていきます。 
こういった作業はどうしても騒音が生じてしまいますが、1Fは当社、2Fはオーナー様からのご要請という事にご理解頂いている企業さんにつき、正直あまり気を使わなくて良いのが担当者としては気が楽でした(笑)

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解体が進んできました。 
コーナー部分は現状タイルが回って納まっている為、一面を壊そうとすると隣の面のタイルまで剥がれてきてしまいます。 
こちらは最終的に外壁を納める際、専用の材料を用いてきれいに仕上げます。

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解体したALCやタイルは手で下におろすと大変手間がかかるので、どんどん下に落としていきます。

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可能な限り解体を進める事を優先し、最後に地面に落ちた解体材を回収してトラックに積んでいきます。

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真夏の暑い時期なのでエアコンは当然稼働しておく必要があり、室外機などは
移動しておりません。 
室外機に解体材が落ちてしまうと破損のおそれがある為、板を張って損傷を防ぎます。

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だいぶ作業が進んできました。 
年数が相当経過している為、剥がれやすい場所と剥がれにくい場所があるようです。 
劣化が進んでいる箇所ほど、はがれにくくなります。 

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一通りの作業が完了した為、雨養生を行います。  

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外壁がない状態ですと雨が降れば室内が水び出しになってしまうので、3000番という一番厚いブルーシートを用いて、しっかりと雨養生していきます。 
幸いにもこの際の天気予報では晴れが続く様子だった為、担当者としてはほっとしております。

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ただ単にブルーシートとテープでとめるだけだと風で剥がれてしまう為、木材を下地に打ち付けつつ、養生をしていきます。 
打ち付ける手間、翌日外す手間はかかってしまいますが、昨今ゲリラ豪雨なども多い為、手間を掛けて完ぺきな養生を行っていきます。

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雨養生を行い、解体した外壁材をトラックに積み込んで、解体作業は完了となります。

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次に防水シートの貼り込みを行っていきます。 
建物の外壁材の下にはこの防水シートが張られており、こちらが雨の侵入を防いでいます。

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防水シートが張られていれば雨が降っても侵入を防いでくれます。 
前述の通りゲリラ豪雨なども多い為、職人さんに少し残業をして頂き、複数名で一気に貼り込んでいきます。

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換気扇のカバーは取り外すことができず、また防水シートのみの張り込みですと隙間から雨が侵入してしまう恐れがあります。 
板金工事にて周囲を埋め、雨仕舞を行います。

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建物自体がテナントで面積も大きく、トイレや給湯室など複数個所に換気扇が設置されている為、一か所ずつ丁寧に対応していきます。 

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防水シート自体は防水テープというその名の通り水を侵入させないテープを用いて繋ぎこんでいきます。 
これだけの面積なので、シートもテープも大量に消費されます。

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該当面全体への防水シートの張り込みが完了しました。
次は外壁材を張っていく
作業に移ります。 

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外壁材の張り込みを行っています。 
今回使用する外壁材は窯業系サイディングという外壁材で、セメントや石灰を混ぜて作られている、今日本で最もポピュラーなものとなります。
 
色や模様が付いている事も特徴で、今回他の3面は張り替えない為、違和感がないようなるべく似たような柄のものを提案させて頂きました。

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以前はALCという外壁材の上にタイルが張られていましたが、今回の外壁材は以前と厚みが異なります。 
オーナー様にとってはご自宅ではなく、投資物件につき当然コストを抑えたいというご要望がございます。
 
依然と同じ仕様にすると大幅にコストアップしてしまう為、厚みが異なる為に出てしまう段差などは、化粧部材なども用いながら納めていきます。

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隣の面との取り合い部分でタイルが剥がれてきてしまったところに関しては、コーナー専用部材を用いて納めていきます。

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外壁の張り込みが完了しました。 
なるべく既存の外壁に似たものを選定したので、他の面との違和感があまりない仕上がりになりました。

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最後に目地を埋めるコーキング工事を行います。
窯業系サイディングは呼吸を
する外壁材と言われており、伸縮する性質を持っています。 
その為ぴったりとくっつけて施工ができない為、必然的に目地ができてしまいますので、目地を埋める工事を行います。

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今回使用する目地材はオートンイクシードというもので、非常に伸縮性が高く、また高耐久のものとなります。 
一般的な外壁塗装の場合、目地を先に打った後に塗装を行くため目地が塗膜に保護されます。 
今回は塗装が入らない為、目地が常に紫外線にさらされる為高耐久のものをチョイスしました。

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外壁材同士の隙間だけではなく、既存の窓などの取り合いもどうしても隙間ができてしまいます。 
そちらもオートンイクシードを充填する事により、雨の侵入が防げます。

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こういった配管周りは防水職人さんの腕の見せ所です。 
テナントを使用しながらの工事になる為、トイレの配管、エアコンの配管など完全に切り離すことができません。 
その為大きめに穴を空けて外壁材を納めるので、配管周りに穴が空いてしまいます。

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充填部分の周りにしっかりとマスキングテープで養生を行い、密着させるためのプライマーを塗り込んでいきます。

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途中外壁と軒天周りも隙間が空いている為、こちらも合わせてコーキングしていきます。

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配管周りにコーキングを打っていきます。 
職人さんが行うと簡単そうに見えますが、素人がやるとうまくコーキングがでなかったり、なによりここに留まらせるのが非常に難しく、穴の向こう側に落ちたりしてしまいます。 
乾ききるまで1日近くかかる柔らかい素材で、とても取り扱いが難しいです。

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ある程度コーキングを充てんしたのち、専用のへらで伸ばしていきます。 
該当箇所以外に付着すると簡単に落とせない性質のものなので、このへらで伸ばす作業も熟練の職人スキルが必要になります。 

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配管の穴部分のコーキングにフォーカスした為、こちらのアフターを先行して掲載します。 
まだ乾ききっていない状態ですが、穴がしっかり埋まり、また表面も非常にキレイに仕上がりました。 
素人では決して真似できない職人技です。 

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窓周りのコーキングが進んでいます。 
先ほどの配管の穴同様、厚みがある部分のコーキングは非常に難しいです。

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こちらも専用のへらで伸ばしていきます。 

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窓下部のコーキング打ちが完了しました。 
目に見えない部分ですが、こういった場所こそこだわってきれいに仕上げたいものですね。

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全てのコーキング打ちが完了しました。 
コーキング材も色々な色があるので、今回外壁材の目地色と合うものを私にてチョイスしてご提案差し上げました。 
タイル調の目地があるような外壁材なので、なるべく近い色が良いと思い選定しております。

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高所の配管、配線を戻し、足場を解体していきます。


足場の解体が完了したので、足場があと邪魔で戻せなかったエアコンの配管や給水管の配管などを戻して完了となります。

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全ての作業が完了しました。 
オーナー様へご指摘されたご近所の方から、非常にキレイになったねとオーナー様が声を掛けて頂いたようです。 
オーナー様ご自身も仕上がりにとてもご満足頂きました。

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崩れてしまった部分もしっかりと補修されています。 
建物自体の限界はあるものの、現状考えられる最善の方法で修繕が出来ました。 
ある程度の規模までとはなりますが、住宅以外の建物の工事も可能ですので、気になる事があれば当社までお気軽にお問い合わせください。 
 
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ニラスイホーム 担当:川

ご家族の皆様が快適に、そして楽しく生活できる事がゴールです。
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