家の歪みがひどく、窓が閉められない。サッシ入替え工事 

とても寒い為、入替えを提案させて頂きました。


【現場エリア】沼津市大平 
【施工内容】サッシ入替え工事 
【概算金額】 2,000,000円


特に山の裏に家があるためお昼前ぐらいにならないと陽が当たらず、普段からとても寒い状態に加えての隙間風なので、外と室内の気温が同じぐらいでとにかく寒いです。


窓が閉まらないという事は鍵も閉められない為、防犯上の不安が常につきまとっておりました。 
特に居間の掃き出し窓は2か所とも窓も鍵も完全に閉められない為、共に改善する為入替えをお勧めさせて頂きました。


窓の工事は大きく3つございます。 
①入替え 
②カバー工法 
③内窓の設置 
 
②、③はリフォームの工法として①に比べて安価に進められる為人気ですが、どうしても既存の窓を生かしながらの工事になります。
 
今回歪みがひどすぎて②と③は不可能だったため、①の入れ替えを選択しました。

どうせやるなら生活に使っている他の部屋の窓も改修したいとの事で、寝室の高窓と掃き出し窓も今回一緒に入替えを行います。


まずは窓を解体する前に邪魔になってしまう、周囲の設置物を外します。 
今回はエアコンが干渉してしまう為、こちらを外していきます。


こちらは縁側から出入りする際に使用する踏み台が埋め込まれている為、これも窓の解体の際に干渉してしまいます。 
普段ご使用になっていないとの事なので、解体を行います。


窓の解体が進んでいます。
専用の工具を外壁に入れ込み、一回り大きくカットを進めます。
 
入替え工事は中途半端に残すと防犯上問題なので、基本的に1日で1か所ずつ入替えを完了させます。



窓の入れ替えが完了し、周囲の外壁の補修も完了しました。

これで雨風が入ってくることもなく、ひとまず鍵が閉められるようになります。



こちらも同様に外壁の補修まで完了しました。
 
今回既存の壁がモルタル（塗り壁）なので、同じくモルタルで下地を作成します。 
ラスカットと呼ばれるモルタル用の壁にて補修し、次回左官工事で壁を作っていきます。  


一か所目の掃き出し窓の入れ替えが完了し、周囲を左官工事で処理しました。
 
白い紙は防水シートで、こちらのシートを貼る事で水の侵入を防ぎます。


二か所目の掃き出し窓も左官工事が終わりました。
 
写真をよくご覧いただくとお分かりになると思いますが、窓が少し傾いているように見えると思います。 
これは窓ではなく家が歪んできているので、それに合わせて設置している為、このように見えます。


三か所目の掃き出し窓の左官補修も完了しました。 

ちなみにこちらはとても大きな掃き出し窓なので、大工さんも一人で対応ができない為、二人で協力しながれ入替えを行いました。


四か所目の高窓も左官工事が完了しました。
 
今回サッシを入替える事で補助金もおりる予定なので、せっかくなら性能が良い方が断熱効果も高くなるため、四か所全て高性能の窓を入れております。


左官工事で補修したモルタルが1週間程度で乾くので、最後に塗装を行い化粧して仕上げます。
 
まずは該当箇所以外に塗料が付着しないよう、ビニールで養生をしていきます。


下地の調整をしないと塗料の持ちが悪くなるため、下塗り材をしっかりと塗り込んでいきます。


次に中塗りを行っていきます。

今回ご案内している塗料はスーパームキコートという当社で一番人気の高耐久塗料で、モルタル壁には三回塗りで仕上げます。


三回目のトップを塗っていきます。
 
実はこちらのお家は5年前に私が担当して外壁塗装を行ったお家になります。 
当時の記録もしっかりと残っている為、今回同じ色の塗料で補修しています。





全ての窓の塗装補修が完了しました。
前回と同じ塗料を使用しただけでなく、前回と同じ職人さんに塗装をしてもらいました。
 
塗装工事は水回りの入れ替えに比べて工期が長くなる事が多く、職人さんとお客様が顔見知りになる事も多いです。 
お客様が当時の塗装職人さんをよく覚えていたので、今回久しぶりに話ができてお客様もとても楽しそうでした。



塗料も乾き、全ての窓に網戸と雨戸をセットして工事が完了しました。
 
鍵がしまり断熱効果も高く、古い建物ですが窓が変わるだけで断熱効果が高まった事を実感頂けました。



断熱効果に加え、防音効果も高くなりました。 
今までは外の車の騒音や雨音などが気になっていましたが、それらも大きく 
軽減されております。 
 
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ニラスイホーム　担当：川