屋根カバー、塗装工事｜静岡県函南町大竹

BLOG 屋根カバー、塗装工事｜静岡県函南町大竹

投稿日： 2023年4月18日
カテゴリー：函南町屋根塗装・屋根修理・葺き替え戸建て

新築時より40年以上。
トタン板の屋根材のリフォーム依頼を受けました。
過去に何度か塗装しており、腐敗や雨漏りなどはないですが
今後10数年のことを考え、今回は塗装ではなくカバー工法で
強度も上げたいとのご希望でした。

足場を架けました。
高所作業になるので、足場とメッシュシートは必ず必要です。
青いメッシュシートの役割は職人さんの落下防止や
塗装する際の塗料の飛散の防止にもつながります。

足場がかかれば、本格的に工事開始です。
まず、カバー工法をするには既存の棟板金（屋根の一番頂点にあたる部分）は
使用できないので解体していきます。
今回使用できない部分の解体が済むと、いよいよ大工さんによる
下地造作が始まります。
新しい屋根材を施工するために、今の凸凹した屋根を平にする必要があるので
木材で勾配の調整など細かな部分まで行っていきます。

大工さんによる下地造作が終わると、次に防水シートを貼っていきます。
この防水シートのおかげで天井裏の雨漏りを抑えることができています。
残念ながらこのシートも永久的なものではありません。
いくら屋根の下にあるとはいえ、長年の経年劣化などで穴が空いたり
破けてしまったりすると雨漏りの原因の一つとなってしまいます。

屋根カバー、塗装工事｜静岡県函南町大竹

防水シートを貼った後はいよいよ、屋根カバーを行っていきます。
写真のように1枚1枚、現場で折ったり、切ったり、曲げたりと
加工して施工していきます。
職人さんを見ているととても簡単に加工をしているので
自分もできるのでは？と錯覚してしまい、使わない端材で、やらせてもらいました。
当たり前ですが、まったくできません。笑
まっすぐ切れなかったり、思うように曲げられなかったりと
さすがはプロでした！

大屋根のカバー工事が終わると次は下屋根の塗装工事です。
下屋根も大屋根と同じトタン板になるので金属屋根です。
そのため、塗装する場合はケレンと言って表面も削る作業が加わります。

ケレン後はサビの発生を抑えるサビ止め塗料～
上塗り2回の計3工程で塗っていきます。
写真はサビ止め塗布後です。

日本ペイント　パーフェクトベスト
色：モスグリーン

モスグリーン色は遠目でみると黒ですが、近づくと緑がかったように見える
ので、真っ黒の屋根色はちょっとと思っている方におススメです。
今回の屋根の工事で、強度も上がり、キレイになったのでこれから
安心して暮らしていけるとお言葉を頂きました。
屋根、壁に関しては雨漏りして大丈夫だろうと放置をしておくと
屋根の貼り換えや葺き替えなど、予想以上に高額な工事をなる危険性があるのため
雨漏りをみつけた際はすぐにご連絡くださいませ。

ニラスイホーム　担当：鈴木