三島市の補助金を活用した耐震補強工事

BLOG 三島市の補助金を活用した耐震補強工事｜静岡県三島市芙蓉台

投稿日： 2024年1月12日
カテゴリー：三島市その他戸建て

今回は【耐震補強工事】のご紹介をさせて頂きます。

皆様、一度は聞いたことがあるかと思います耐震補強工事とは…
【住宅の耐震構造を強化し、地震に対する耐力を強くする補強工事】です。
つまり、地震で倒れないようにお家の補強を行いましょうという事になります。
今回のお客様も続く地震被害に備えるために、あらかじめ補強工事を行いたいという希望がありお話を頂きました。

耐震補強工事には補助金が出る場合が多くあります。
お住まいの市町によって補助金額や対象要項が変わりますので確認をするのが良いでしょう。
今回工事を行った三島市の補助内容では、
・補助金額→1棟当たり上限100万円の補助（※その他、加算される補助あり）
・対象要項→昭和56年5月31日以前に建築した木造軸組住宅。（旧耐震基準の建物）
耐震診断の結果、やや危険な住宅(耐震評点1.0未満)の補強計画を策定し、策定した補強計画に基づいた耐震改修工事をすることによって、一応安全(耐震評点1.0以上かつ0.3以上あがる)となる耐震改修工事。
となります。

…文章にすると難しいかと思います…。

簡単に説明すると、
基準に達していない建物を耐震補強工事すれば上限100万円の補助を出しますよ。
という意味になります。

工事を行うのに補助金が出るのを使用しない手はないかと思います。
今回のお客様も補助金を申請しつつ、工事を行っていきました。

お打合せから工事完工までの流れはこのような形になります。
①お家の耐震診断（有資格者による診断、報告書作成）
※ここまでは無料。
耐震性がOKな場合はここでストップ。NGな場合は以下へ。
　　　⇩
②お施主様と打合せ（進めるか、止めるかの合意）
※耐震補強工事の施工方法や工期、おおよその金額などを説明します。
全国的な金額の目安などもあります。
　　　⇩
③耐震補強工事の施工図面作成
※お施主様は、設計（図面作成、工事監理）とのご契約
　　　⇩
④工事ご契約
※施工会社とのご契約
　　　⇩
⑤着工完工

という流れになります。

どのような工事を行うかについて説明させて頂きます。

今回の補強工事の内容は、
・合板補強を10か所（構造用合板による補強）
・制振ダンパー装置の設置を4か所（制振→揺れを軽減する装置）
行いました。
この補強内容については、お家の評点（耐震の基準点）が一定以上の評点になるように計画された内容となります。

工事の流れでは、
①解体工事（耐震補強に関わる箇所の解体を行っていきます）
　　　⇩
②補強工事（合板補強や制振ダンパーを設置します）
　　　⇩
③中間検査（市の検査員が現場を確認に来ます）
　　　⇩
④塞ぎ工事（検査が終了すると補強箇所の塞ぎを行います）
　　　⇩
⑤仕上げ工事（各仕上げにて工事が完了します）
となります。
もちろん私自身が毎日足を運び自主検査や職人との確認、
設計様とも時間を合わせて検査を行っています。

また耐震補強工事と同時に、今気になっているリフォーム工事も行わせて頂きました。
大きな窓から入る目線が気になるとの事で、窓を小さくし目線が入らない位置で設置しました。
このような耐震補強以外の工事も進めることが出来ます。

写真は、
【耐震補強計画図】と【現場写真】になります。

このように非常に多くの写真を撮りためています。
補助金申請には着工前の写真と施工中、完工後の写真が必要となります。

皆様も耐震補強工事をご検討してみませんか？
築40年ほどのお家は旧耐震基準の建物の可能性が大いにあります。
昨今の地震被害も他人事とは思えない様子になっているかと思います。

耐震補強工事を行うには、お施主様・設計・施工会社との入念な打ち合わせや、
それぞれのご協力が非常に大切になります。
信頼できる会社や担当を見つけ、一歩踏み出してみてはいかがでしょう？

お家に関するご相談は、是非、ニラスイホームへご相談ください。

ニラスイホーム　担当：渡邉