WORKS 浴室リフォーム&内窓設置工事|冷え対策&快適性を両立
|
施工事例データ
| 住所 | 静岡県清水町長沢 |
|---|---|
| 施工箇所 | UB改修、内窓設置 |
| 費用 | 275万円(税込) |
| 工期 | 3日間 |

今回は、浴室リフォームと内窓設置工事を行いました。
ご家族の中でも冷え性のお母様のために、暖かく過ごせる空間をご希望されていたお客様。
最上級グレードのユニットバス「プレデンシア」を採用し、断熱性・快適性ともにアップした施工事例をご紹介します。

お施主様のご両親が以前、タイル張りの浴室からユニットバスへリフォームされていましたが、年月が経ち、ユニットバスにも汚れが目立ってきたとのことでご相談をいただきました。
また、脱衣所の窓からのすきま風も悩みの種。
段ボールで応急的にふさいでいましたが、寒さ対策として内窓の設置をご提案しました。


工事は、いつも通り丁寧な養生作業からスタートしました。
床にはまずプラスチック製のベニヤ板を敷き、その上に紙の養生材を重ね、さらにブルーシートで全体をカバーしていきます。
作業による傷や汚れからしっかり保護することで、安心して工事を進められる環境を整えていきます。

今回は、浴室のすぐそばに車庫があったため、材料の搬入動線が短く、非常にスムーズに作業を進めることができました。
こうした細かな工夫が、作業の効率アップや仕上がりの良さにつながっていきます。

既存のユニットバスは丁寧に解体。以前のリフォーム時にしっかりと施工されていたため、下地には傷みがなく、コンクリート基礎も状態が良好でした。
そのため、今回は既存のコンクリートを活用しながら、新たな配管工事を行いました。

換気扇のダクトも、ユニットバスの組み立て前にあらかじめ位置を調整します。
後からでは動かせない箇所なので、このタイミングでしっかりと施工していきます。

ユニットバスの搬入・組み立て作業は、あいにくのお天気の中、屋根付きの車庫を活用して丁寧に進められました。
段ボールや緩衝材を使い、部材を傷つけないよう慎重に取り扱いながら、熟練の職人が一つひとつの工程を確実に組み立てていきます。

一方で内窓の設置に向けて、洗面台の上部収納や仮に貼られていた段ボールを外し、ガラス面の清掃も丁寧に実施しました。
特に、テープの粘着跡が残っていた部分には専用のシール剥がしを使い、すっきりとした状態に整えてから作業に入ります。
こうした細やかな配慮の積み重ねが、最終的な仕上がりの美しさや、お客様の満足につながる大切なポイントです。

すべての工事が無事に完了しました。
今回お選びいただいたのは、タカラスタンダードの最高級グレード「プレデンシア」。浴槽は、保温性・耐久性に優れた鋳物ホーロー製で、「キングオブバス」とも呼ばれるほどの品質を誇ります。
浴槽全体にお湯の熱がしっかり伝わるため、首元が当たる縁の部分までじんわりと温かくなるのが特長。触れてみて初めてわかる、しっとりとなめらかな肌触りは、毎日の入浴が特別な時間になること間違いありません。
また今回は、ご高齢のお母様のことを考えて、息子様が「冷え性でも快適に使えるお風呂を」とご希望されていました。
浴室内には手すりが4面に設置された『サポートパック』を採用しています。
立ち上がる場所、歩く場所など、必要なところに手すりがあり、介助が必要な方も自分で入浴しやすい設計となっています。

脱衣所の窓に設置した内窓(FIXタイプ)により、隙間風の侵入が大幅に軽減されました。
内窓は既存の開口にぴったり合わせて製作するため、ほとんど隙間がなく、断熱・遮音・UVカットにも優れています。
仕上げには、大工さんがドアまわりの壁やドア枠をしっかりと設置。樹脂製の枠材を使用しているため、湿気にも強く、長く安心してお使いいただけます。
完成した浴室は、高級感あふれるデザインと、やさしさに満ちた機能が融合した空間になりました。
「これからは家族みんなが、もっと安心して使えるお風呂になりましたね」と、笑顔でお話くださったご家族の姿がとても印象的でした。
「ご家族全員が快適に、そして楽しく過ごせることがリフォームのゴールです」
お父様・お母様はもちろん、お子さまやご夫婦、皆さまの目線でご提案いたします。











