WORKS 快適さと機能性を追求。塗料問屋さんのトイレ改修工事


施工事例データ

住所 沼津市東椎路 
施工箇所 トイレ改修工事
費用 71万円(税込)
工期 1日
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塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
本日は当社とお取引頂いている、塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事をご紹介いたします。

建物は築40年以上を経過しており、トイレの調子が悪いとご相談がありました。
特に女性用トイレの排水不良が頻発していたことから、今回改修のご依頼をいただきました。

取引先様だからと言って妥協した営業は一切せずに、メリットのある提案を心がけました。

具体的には、複数箇所の工事を1日で完了できること、同時施工によりコスト効率が高まることなど、明確なメリットをご提示いたしました。

多数の従業員の方々が在籍されており、トイレ使用の重複も懸念されていましたが、現在使用不能となっているトイレもあるため、それらも含めた一括改修をご提案いたしました。

塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
追加のお悩みとして、男性用小便器の高さが低く、体格の大きな方には使用しづらいとのことでしたので、使いやすい高さのものをご提案させていただきました。

一般的には内装も含めた全面改修をご提案するところですが、建物の老朽化が進んでおり、将来的な移転や建て替えも検討されているとのことから、過剰投資を避け、必要最低限の取り替えに絞ったプランをご提案いたしました。

塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
天井の換気扇も故障が見られ、建物全体で同一型式が使用されていることから、他の3台も一括で交換することをご提案いたしました。

また、現在使用されていない男子トイレには従来型の普通便座が設置されており、電源コンセントが設けられていません。

ウォシュレット機能を導入をするためには、電気工事士による配線工事を実施する必要があります。

この工事に合わせ、換気扇の取り替えも同時進行することで作業効率を高めていきます。

複数の専門職人を効率よく配置することで、3箇所のトイレを1日で改修することができ、お客様の業務への影響を最小限に抑えることが可能となります。
ニラスイホームによる施工中の様子
塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
現場作業の効率化を図るため、工事箇所の職人の作業スケジュールを調整して進めます。

・男子小便器
・男子トイレ
・女子トイレ

男子小便器は、既存のものと新型では床の配管位置が違うため、床面を一部開口して配管位置を調整する必要があります。その後モルタルで充填し、十分な乾燥時間を確保します。

水道職人は最初にこの作業を実施し、モルタル乾燥の間に他のトイレユニットの交換作業に移行します。

画像でご確認いただけるように、トイレは狭いスペースになっているため、電気職人2名が同時作業することができません。

そのため、男子トイレのコンセント増設や女子トイレの換気扇交換などを並行して行い、作業時間の無駄を省くよう進めていきます。

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トイレの内装には汚れが目立ちますが、営業所長様から「事務所施設であり、基本的に土足利用する場所なので、トイレとしての機能性が確保されていれば十分」とご要望いただいているため、内装には手を加えず、機能面の改修のみ進めていきます。

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男子トイレで電気工事担当者がコンセント設置作業を進めていきます。
職人さんの作業タイムスケジュールを綿密に把握し、的確な作業指示を行っています。

職人間での連携は当然行われていますが、同一空間での複数作業は効率低下を招き、作業環境を悪化させます。

このような細やかな配慮を徹底することで、職人たちがストレスなく作業に集中できる環境が整い、結果として段取り上手な現場担当者は職人たちからの信頼を得やすくなります。

もちろん最終目標は職人の満足度向上ではなく、効率的かつ確実に工期内で現場を完了させることにありますが、工事の質は職人の技術に繋がるため、現場責任者として配慮すべき重要な点となっています。

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経年した建物のため、配管や配線が複雑に入り組み、これまでの度重なる修繕によって接続部分が錯綜している状況です。

今回の工事でも電線が複数箇所で分岐しており、慎重にコンセント用の電源を確保しました。

今回の工事でも電線が複数箇所で分岐しているため、慎重に検討しながらコンセント用の電源を確保しています。

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水道職人が男子小便器の施工しているため、電気工事担当者は引き続き男子トイレ内の換気扇交換作業を進行させています。

塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
換気扇には写真のように天井設置型と壁面設置型があります。

壁面型は壁面開口部から直接外気へ排出される仕組みで比較的理解しやすいですが、天井設置型は本体から建物外部まで配管を通し、その経路を通じて空気を排出する構造となっています。

飲食店、特に焼肉店などでよく見かけるアルミダクトが天井裏に配設されているようなイメージです。

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換気扇の開口部はさまざまなサイズがあり、新規設置する換気扇は既存の開口部寸法に適合させる必要があります。

様々なメーカー製品が存在しますが、通常は既存換気扇に記載された型番から後継機種を選定することが一般的です。

今回はそうした表示が確認できなかったため、建築当初の設計図面や仕様書から開口寸法を特定し、適合する製品を手配いたしました。

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通常、換気扇交換の作業は30分以内で完了することがほとんどです。

事務所は営業中のため、従業員がトイレを使用する際には作業を一時中断させていただきます。
新しく設置した換気扇は、以前のものと比べて吸引力が向上し、さらに騒音も大幅に軽減されています。

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男子小便器の下地処理が完了しましたので、水道職人は男子トイレの設備交換作業に進みます。
その間に床の補修部分の乾燥時間を確保します。

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男子トイレの交換を行っていきます。
トイレは大きく分けて3種類あり、それぞれで特長が違います。

・タンクレスタイプ
特徴:背面タンクがないスッキリとしたデザイン
メリット:清掃が容易で、省スペース設計により室内の有効活用が可能
デメリット:洗浄機能(ウォシュレット)に不具合が生じた場合、設備全体の交換が必要

・一体型タイプ
特徴:タンクと便座が一体構造
メリット:継ぎ目が少なく清掃性に優れる
デメリット:洗浄機能部分に問題が発生した際、設備全体の交換が必要

・組合せタイプ(今回採用)
特徴:タンク・便器・便座が分離構造
メリット:部品ごとの交換が可能で、長期的なコスト効率に優れている
デメリット:各部品間に隙間があり、清掃に手間がかかる

事務所環境では多くの方が利用するため、洗浄機能の使用頻度が高く耐用年数が短くなる傾向があります。

組合せタイプは部分交換が可能で、長期的な維持費を抑制できるため、今回採用しました。

一般的に上記リストの順で価格が下がりますので、コスト面でも合理的な選択となっております。

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電気配線の設置方法には主に2通りあります。

建物のリフォームや内装工事を行う際は、配線を壁や天井の内部に通すことができますが、一方で今回のように内装工事を実施しない場合は、壁面に配線を直接設置し、専用カバー(化粧モール)で保護します。

同様に、コンセント本体も壁に埋め込めないため、表面取り付け式となっています。この方法により、大規模工事なしでも必要な箇所に電源を確保できます。

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男子小便器エリアが空いたため、電気設備担当の職人が換気設備の更新作業を開始します。

天井部分の換気扇グリル(通気口カバー)に損傷があり脱落していたようです。
仮止め用の粘着テープと換気扇本体を取り外して交換作業を進めます。

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天井裏に埋め込まれる形で設置されていた為、天井を開口して本体を取り出します。

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換気扇本体を取り外した後は、電気配線との接続を切り離す必要があります。
この電気配線作業は感電やショート、火災のリスクを伴うため、有資格者による専門的な作業が必要になります。

塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市
本体の設置が完了したので、
グリルを設置して交換完了となります。

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水道職人は女子トイレの交換作業を進めています。

現在の標準規格では、排水管の中心位置は壁面から20cmで統一されていますが、20年以上前の設備では35cmや40cmなど規格が統一されていない事例が多くあります。

床面を大規模に解体することなく既存の排水位置に対応するため、トイレメーカー各社は特殊なアダプター部品を用意しています。

写真にあるような可変式排水アダプターを使用することで、大がかりな床工事を避けながら新しい設備への交換が可能となります。

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手洗い設備については、排水管の立ち上げを行いました。

排水管にはトラップ(排水管内の臭気を防ぐU字型の部品)が取り付けられており、これにより下水からの悪臭が室内に逆流することを防止します。

手洗い用ボウルなどの上部構造については、ご自身で設置予定とのことで、現時点では配管部分のみを施工完了している状態です。

この方法により、設備費用を抑えながらも機能的な手洗い設備の導入が可能となります。

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ご要望いただいていた小便器の高さ問題を解決するため、給水管の位置も高く設定し直します。

洗浄システムについては、既存設備と同様に自動洗浄機能を備えたタイプを採用しますが、配線工事を必要としない乾電池式を採用しました。

この方式であれば電源工事が不要となり、メンテナンス時も電池交換のみで対応可能です。

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電気配線同様水道配管もつぎはぎで配管されている為、なりに合わせて再度配管し直していきます。

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給水管にもサイズがある為、本体と合う径の水道管を使用します。電気の配線同様露出するので、化粧モールを用いて納めていきます。


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小便器の給水設備接続作業が無事完了いたしました。
次のステップとして、配管カバー(化粧モール)の取り付け作業を行います。

このカバーは配管を保護するだけでなく、見た目にも配慮した仕上げとなり、トイレ空間の美観を整える重要な役割を担います。

施工が完了しました
塗料問屋さんの事務所のトイレ改修工事|沼津市

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すべての作業が完了いたしました。

お客様の事務所改修やリフォームは各種ご予算に合わせたプランをご提案可能です。

設備の老朽化や機能性向上のニーズ、レイアウト変更など、施設に関するお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。お客様のビジネス環境に最適な空間づくりをサポートいたします。
 

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