築年数25年のマンション水回り4点リフォームのご紹介

WORKS 築年数25年のマンション水回り4点リフォームのご紹介

施工事例データ

今回はマンションの水回り4点改修工事の施工事例をご紹介します。
当物件は築25年程度で、近隣の家がリフォームしているため、お施主様もリフォームを検討されていました。

現場からすぐの立地であることと、これまでの施工実績や評判を信頼していただき当社へお声がけをいただきました。

まずは、浴室・洗面所から着手していきます。

住居中の工事のため、生活に支障が出ないよう、浴室と洗面所を先行して工事し、その後キッチン改修へ取り掛かっていきます。

まずは、お風呂の解体からスタートしていきます。
解体工事の前に、当社の設備職人（衛生設備などの設備を導入する工事をする職人）が、水栓の取り外しや給水・排水設備を遮断し解体前の準備をしていきます。

マンションの浴室は、断熱材などが使用されており冬場でも比較的暖かく、暖房換気扇の使用頻度が低いため、通常の換気扇より高価な暖房換気扇は撤去します。

K様邸の浴室は、ガス浴室暖房とガス床暖房が設置されていますが、浴室暖房は使用しないため配管を始末していきます。
どちらが浴室暖房の配管かを正確に探し出し、専用の栓でしっかりとふさぎます。

お風呂の解体が進んできました。
ユニットバスは、部屋の中に防水された専用のスペースが設けられているような構造になっており、ユニットバスの外側の壁は木材や石膏ボードで構成されています。

マンションの構造上、床下高が限られているため、専用の短い脚が付いたユニットバスを設置します。

解体工事が完了いたしました。
リクシルのユニットバスを設置するため、リクシルより担当者がお伺いし下見を行います。

リフォームを行うにあたり、給排水管の位置や、駐車場からエレベーターを経由した搬入経路など、工事に関する詳細も併せて確認を行っていきます。

メーカー指定の位置へ、給湯管、給水管、追い炊き配管、排水管をそれぞれ移設し、ユニットバス設置に備えます。

マンションでのユニットバス工事は、部品の保管場所の確保が課題となることが多いですが、K様邸では、リビングの一部をお借りし、養生の上、部品を保管しながら作業を進めることができました。

照明器具への配線接続および換気扇のダクト接続を行い、電気設備を完成させていきます。
ユニットバス設置後でも作業があるので、本体や床への傷つきを防ぐために、しっかりと養生を行います。

洗面化粧台は1枚鏡から、収納付きの三面鏡へ変更するため、コンセントなどの電気配線を新しい位置へ移設を行っていきます。職員が何度も現場に来なくて済むように作業を重ねて工程を組んでいきます。

お風呂と洗面台のリフォームはこれで完了です。続いてキッチンの工事へ移っていきます。

マンションという限られたスペースでの工事は家具の移動が難しいことが多いです。
そのため、工事中は、家具や床、壁などを傷つけないよう、細心の注意を払い、丁寧に養生を行います。

キッチンの解体を進めていきます。
まず、最初に吊戸棚や引き出しなど、比較的簡単に取り外せる部分から作業を開始し、順次搬出していきます。

解体工事と同時に、大工さんによる下地補強工事も実施していきます。
吊戸棚を取り付けるためには、壁にしっかりとした下地が必要になるため、既存の壁にベニヤ板を貼っていきます。

キッチン内の目に見える部分のクロスを張り替え、冷蔵庫は作業の邪魔にならないよう、キッチン内で移動させた上で、クロス張替え工事を行っていきます。

食器棚はそのまま使用する為、見える部分の壁のみクロスを張り替えます。

キッチンのクロス張り替えで内装職人が入るため、同日にトイレの改修作業も行っていきます。

キッチン壁面のクロス張替えと並行して、トイレの便器を外し、トイレ室全体にクロスを貼って仕上げていきます。

キッチン配管をユニットバスと同様に、新しい位置に移設しました。キッチン配管は特殊な部材が多く、準備に時間＆コストも掛かってしまうため既存のものを再利用します。

レンジフードは、以前交換をしており比較的新しいため既存のものを使用していきます。

キッチン組み立てが完了したら、お湯、水、排水、ガスの配管接続作業を行っていきます。

接続作業完了後、お湯・水が出るか、排水がスムーズに行われるか、ガスコンロに火がつくかなどを、一つひとつ丁寧に確認していきます。

すべての作業が完了いたしました。

お風呂の工事が完了しました。

今回採用したのはリクシルの「リノビオV」という機種でルフレトーンと呼ばれる人造大理石の浴槽が特徴で、一般的なFRP浴槽と比較して、表面が滑らかで継ぎ目が少ないため、汚れがつきにくく、お掃除が非常に簡単と人気が高い浴槽です。

洗面台の設置も完了しました。

採用した洗面台はリクシルの「オフト」です。
シンプルなデザインが魅力ですが、今回、ライン照明というオプションを追加することで、高級感のある洗面台となりました。

お年を召してくると、トイレから立ち上がるのも大変になるため、お客様の安全性を考慮し、立ち座りが困難な場合に備え、トイレ内に手すりを設置いたしました。

キッチン吊戸棚と同様に、手すり取り付けにあたり、事前に洗面所側から下地補強を行い、しっかりと固定できるように準備いたしました。

キッチンの設置も完了いたしました。
今回、採用したのはリクシル「シエラ」で比較的安価なのに、収納力や使いやすさを追求した機能的なキッチンとして人気の高いシリーズです。

ご家族皆様が快適に、そして笑顔で過ごせるようリフォームを通じて、より豊かな暮らしの実現をサポートさせていただきます。

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