WORKS スッキリ快適な住まいへ。キッチン・トイレ・浴室の換気扇のリフォーム工事
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施工事例データ
| 住所 | 三島市中 |
|---|---|
| 施工箇所 | 換気扇交換工事 |
| 費用 | 21.8万円(税込) |
| 工期 | 約3時間 |


「換気扇」には様々な種類があります。
キッチン用(一般的にレンジフードと呼ばれるもの)、トイレ用、浴室用など、場所によって異なります。
内部の仕組みも「プロペラ」「シロッコ」「ターボ」といったカタカナ用語が多くて分かりにくいですよね。
ご連絡の際には「キッチンの換気扇」「トイレで使っているもの」というように、設置場所をお伝えいただければ、訪問時に当社で詳しく調査いたします。
今回は、キッチン・トイレ・浴室用の換気扇交換工事をご依頼いただきました。
いずれも約30年使用されているとのこと。
「今も使えるけれど、使えなくなってからでは遅いですよね」というお客様のご判断でのお問い合わせでした。
確かに、現在問題なく動いていると交換を考える機会は少ないものです。
しかし、突然故障してしまうと不便な時間が長くなりますので、早めの交換をおすすめします。
ちなみに、換気扇の交換推奨年数は約10〜15年となっています。

最初にレンジフードを取り外します。
今使っているのは「ターボファン」というタイプで、よく見かける「シロッコファン」と比べると羽の数が少なめで大きく、高速回転するのが特徴です。
そのおかげで強力な吸引力と優れた換気性能を発揮します。
ただし、その分音が大きめなので、静かな環境を好まれる方はご注意ください。
慎重に取り外していると、「こんな構造になっているんですね~」とお客様からコメントをいただきました。
普段は中を覗く機会がないので、興味深いものです。
取り外した後は周辺の清掃に移ります。こびりついた汚れはヘラでそっと削り落とし、クリーナーを使って丁寧に拭き取ります。
ちなみにレンジフードは形状が複数あります。
今お使いのものと異なるデザインに交換すると、これまで見えなかった壁面が露出することがあるため、新しい商品をお選びの際はこの点もご考慮いただくとよいでしょう。

いよいよ設置作業に入ります。
今回お選びいただいたのはタカラスタンダード社の「VRAT」モデルです。
この製品の特長は、汚れやすい部分にほぼ全面ホーローが使われていることです。ホーローとは金属表面にガラス質を高温で焼き付けた素材で、油汚れが染み込まず、変色しにくく、傷に強いため、金たわしで強くこすっても耐えられます。
さらに、整流板という部品が備わっており、これにより吸引力が従来品より向上。同時に、この板が汚れをしっかりキャッチするので、お手入れの手間も軽減されます。
少しずつ組み立てていくと、徐々にレンジフードらしい形になってきました。最後は動作確認をして、問題がなければ作業完了です。

続いて、トイレとバスルームの換気扇を交換します。
この作業で特に注意すべき点は、「設置方式」と「開口部のサイズ」です。
設置方式には主に2タイプあります。
壁付けタイプは、直接壁面に取り付けられ、外気に繋がる穴があるものです。一方で、天井取り付けタイプは、換気扇から屋外まで排気ダクトが伸びているものです。
これは飲食店の厨房などで見かける円筒状のアルミダクトが天井裏を通る形に似ています。
開口部のサイズも重要で、換気扇の製品によってサイズが異なるため、既存の開口部に合わない製品を選ぶと、取り付けられないことがあります。
市場には様々なメーカーの製品がありますが、現在設置されている換気扇の型番を確認し、その後継機種を選ぶのが一般的です。
今回は型番を確認できましたので、適合する後継機種を取り付けていきます。


新しい換気扇は性能が向上しているのに静音性も優れており、確かに、「本当に動いているの?」と思うほど静かな製品が増えています。
お客様の「これ、本当に換気扇ついてる?」という反応は、最新の換気扇を取り付けた時によく言っていただく感想です。
昔の製品に比べて、モーターの効率や羽の設計が格段に進化したため、より少ない音で高い排気能力を発揮できるようになりました。
これも技術の進歩の成果です。快適な暮らしのために、静かに効率よく働いてくれる製品が多くなってきています。
当社では換気扇のみの交換も承っておりますので、お気軽にお問合せください











