WORKS 重い瓦屋根の葺き替えは耐震補強に効果あり!外壁塗装も同時に工事
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施工事例データ
住所 | 静岡県三島市 |
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施工箇所 | 屋根修理・葺き替え |
施工内容 | 外壁・瓦屋根の葺き替え |
費用 | 460万円(税込み) |
施工前はこちら

今回は、外装工事の施工事例をご紹介します。
ご依頼主様は、耐震補強も考えておられましましたが、重い瓦屋根を撤去する方が効果的なのと、瓦屋根を撤去する際に足場を設置するため、外壁塗装も同時に行えるので今回の工事内容となりました。
施工する内容は大きく4ヵ所です。
・2階の瓦屋根の葺き替え
・1階の屋根瓦の接着
・ベランダの防水
・外壁・付帯部分の塗装を行います。
ニラスイホームによる施工中の様子

瓦の撤去を行っていきます。外した瓦・固定に使われている木材は、ダンプカーに積載し処理場まで運搬します。

瓦と下地の木材を撤去敷かれていた土も綺麗に除去していきます。

瓦・下地を綺麗に除去したら、次の作業に移るまで厚手のブルーシートで養生を行います。
ブルーシートは大雨や強風には耐えられないため、翌日に工事の段取りができるように天気予報を確認しながら工程を組んでいきます。

屋根の下地となる野地板を全体的に貼っていきます。
この状態では防水機能がなく次の工程へ早めに進む必要があるため、3人掛かりで仕上げていきます。

瓦を剥がした状態だと下地の木材の状態が悪く、屋根を貼って仕上げることができないため新たに下地に貼り込みを行っていきます。

下地の貼り込みが終わったら、防水シートを設置します。
雨の侵入を防ぐために必要不可欠なシートのため、防水シートの貼り込みまでは最短で行えるように進めていきます。

「屋根材はガルバリウム鋼板」と呼ばれる金属屋根の貼り込みを行っていきます。
こちらの素材は軽く、こまめなメンテナンス(塗装)が不要です。
依頼主様は元々、瓦屋根で重みがあることを懸念されていたため、軽い屋根を採用されました。

屋根材は細長い形状のため一枚で屋根全体をカバーすることができないため、継ぎ目が出てきますがしっかりと揃えて目立たないように隠していきます。

夏場の屋根工事は危険な暑さになるため、職人さんたちはこまめに水分補給や休憩を取りつつ作業を行っていきます。
「棟」と呼ばれる屋根のてっぺん部分を塞いてしまうと屋根裏の熱が逃げず、家の中が暑くなってしまうため熱を逃すための「換気棟」を取り付けていきます。
屋根の大きさによって換気棟の数は変わりますが、今回のお家では3箇所の設置がベストのため等間隔に設置をしていきます。

換気の穴は完全に塞がずに熱だけがしっかりと逃げるようにカバーをしていきます。


屋根の貼り込みが完了しました!
落ち着いた色のダークブランは一番人気の色味になっています。



続いて外壁塗装を行っていきます。
塗装を行う前に高圧洗浄機でカビや汚れなどを落としていきます。
汚れが付着していると塗装の効果が落ちてしまうためしっかりと洗浄を行います。
ニラスイホームの洗浄は3工程です。
①水養生
②バイオクリーナー洗浄
③高圧洗浄

塗装しない箇所に、塗料が付着しないように養生をします。



木部や雨戸などの付帯部分を既存の色と同じ色を使い塗装を行っていきます。

家の一面にトタンが使用されており、経年劣化から錆びが目立つ状態です。
錆びをサンドペーパーを使用し、しっかりと落としていきます。

トタンのように鉄部は錆が広がらないように錆止めを下塗りし、中塗り→上塗りと進んでいきます。

続いて、壁の塗装です。
セメントや石灰・砂などが主成分のモルタル壁で強度・耐火性が高いですが、一方で割れやすい特長もあります。
割れている部分は専用の材料でしっかりと埋めて塗装を行っていきます。


塗装が完了しました。錆や汚れもなくなり綺麗になりました!

次の作業に移る前に、台風予報が出てしまったため足場のメッシュシートをすべてたたみ、台風に備えます。
メッシュが広がっていると風に煽られて足場が外壁を傷つけたり、最悪の場合、足場が倒れてしまうこともあるため、強風対策もしっかりと行っていきます。


1階の瓦は漆喰の塗り直し、瓦の接着などを行います。1階は瓦が少なく葺き替え作業にするとコストが掛かってしまうため、安価で効果的な方法で工事を行います。


続いてはベランダの防水工事を行います。元々、ベランダが雨漏りしておりシートが浮き上がっていたため、床を増して貼り下地を作成します。
防水工事は何層かに分けて専用の塗料を塗っていきます。


全体に下塗りをし、中塗りを行っていきます。
前の塗料が乾いてから次の塗料を塗布していくため、何日かに分けて工事を進めていきます。

中塗りが完了したら、上塗りをして仕上げていきます。


ベランダの防水工事が完了しました。
下地からやり替えて新たに防水塗料を塗布したため、雨漏りの心配がなくなりました。
施工が完了しました


足場の解体も終わり外壁工事が完了しました。
外壁塗装で使用した塗料は「スーパームキコート」という高耐久の塗料を使用し、屋根の部分も高耐久の「ガルバリウム鋼板」でリフォームを行ったため、お客様の代では外壁工事は必要ない状況となりました!
外壁工事は中途半端に安い材料を使うと10年後にはメンテナンスを行わなくてはならないので、これからも住み続けるのであれば高耐久品を選ばれることをオススメしています。
うちも、そろそろメンテナンス時期かしら・・?と不安に思っている方はお気軽にニラスイホームへご相談ください。