WORKS 函南町【パサディナハイツ】マンションリノベーション


施工事例データ

住所 函南町
施工箇所 マンションリノベーション 
工期 1.5ヶ月
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今回は、函南町上沢にある築50年の大型マンション「パサディナハイツ」で行ったリノベーション工事をご紹介します。

「パサディナハイツ」は建築家・菊竹清訓氏による設計で、全120戸を誇る函南町最古の分譲マンションです。

山の斜面を活かした独特な構造が特徴で、各住戸に庭がついていたり、裏階段から駐車場へアクセスできたりと、個性的な設計がなされています。

今回こちらのマンションを中古購入され、「終の棲家」として快適に暮らせるよう全面リノベーションをご依頼いただきました。

築50年ということもあり、建物内部は次のような状態でした。
・床・壁・天井に断熱材が入っておらず、RC造のコンクリートに直接仕上げが施されている
・サッシはすべてシングルガラスで、外気温の影響を受けやすく結露も発生
・段差が多く、バリアフリー性に欠ける
・水まわり設備の老朽化

お客様のご要望は以下の通りです。
・床暖房の導入
・断熱性能の向上
・バリアフリー化
・サッシの刷新
・水まわり設備の一新
・内装工事(木質化デザイン)

ニラスイホームによる施工中の様子


既存浴槽は1200サイズと小さく、しかも「浴槽が外に突き出して浮いている」特殊な構造でした。階下は他住戸のお庭で、水漏れも確認されたため、以下の工程で改修を実施しました。

・浴槽撤去 → 下地モルタル打設
・FRP防水工事を立ち上がりまで施工
・排水溝位置を移設し、既存配管に合流させる仕組みを構築
・ブロック積みにより新浴槽を設置
・壁・天井パネル、床には「バスナフローレ」を施工

仕上げ後は、清潔感のある広々とした浴室に一新されました。

菊竹清訓が設計した築50年パサディナハイツのマンションリノベーション
リビングはガラス張りで眺望抜群ですが、段差が多いため 置床工事でバリアフリー化。断熱材を床・壁・天井に施工し、床暖房を敷設しました。

・床暖房はパイプ循環式を採用し、不凍液を給湯器で循環させる仕組み
・フローリングはサンワカンパニー製を採用。デザイン性と耐久性を兼ね備えた仕上がりに
・壁と天井はラワン合板仕上げ。お客様ご自身で塗装を楽しめる仕様に

キッチンも配管を整理し、配線やダクト類を壁内に収めてスッキリ。

換気扇は天井高さに配慮し、ターボファンを採用。鮮やかなイエローのキッチンパネルが木質内装と調和し、明るい空間になるように施工していきます。

菊竹清訓が設計した築50年パサディナハイツのマンションリノベーション
既存のクロス仕上げから、断熱を入れ直し柱を組み直した上でリニューアル。

・FIX窓は不要部分を塞ぎ、断熱性を向上
・クローゼットはあえて建具を設けず、オープン収納に
・照明はダウンライト中心に配置し、間接照明風の雰囲気を演出

部屋ごとに仕上げの色合いを変え、統一感と個性を両立した空間に仕上げていきます。

施工が完了しました


菊竹清訓が設計した築50年パサディナハイツのマンションリノベーション
菊竹清訓が設計した築50年パサディナハイツのマンションリノベーション
・室内外の段差解消により、バリアフリーで安心な住まいへ
・床・壁・天井を木質化し、温かみのある統一感あるデザインに
・ペアガラスサッシの採用で断熱性・防音性を向上
・水まわり設備を刷新し、快適で衛生的な暮らしを実現

築50年の大型マンションが、現代の暮らしに合った快適な住まいへと生まれ変わりました。

「パサディナハイツ」は構造の特殊さから施工を断る業者もあるそうですが、ニラスイホームではお客様のご要望を最大限実現できるよう、各職人と打ち合わせを重ねながら工事を進めました。

リフォームやリノベーションは「できるかな?」という段階からでも大歓迎です。
ぜひお気軽に ニラスイホーム へご相談ください。

 

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