理想のバスルームへ。変形浴室のデッドスペースを活かすリフォーム

WORKS 理想のバスルームへ。変形浴室のデッドスペースを活かすリフォーム

施工事例データ

今回は浴室の改修工事をご紹介します。

工事前の浴室はタイル貼りの在来工法で、一般的な四角い形ではなく、複雑な変形の浴室のためデッドスペースが多く、使い勝手の面でお困りでした。

また、浴室には大きな窓が付いており、冬場の寒さや、プライバシーの面でも改善をご希望されていました。

お客様は、この変形した浴室をすっきりとした四角い空間にしたい、そしてデッドスペースを有効活用したいというご要望をお持ちでした。

初日は浴室の解体から開始します。

まず、周囲を汚したり傷つけたりしないよう、丁寧に養生を行っていきます。

今回のお宅は、壁に多くのブロックが積まれていたため、解体に予想以上の時間がかかりました。

通常であれば1日で完了するところ、今回は1.5日を要しましたが、リフォームではこういった状況もよくあることです。

そのため、あらかじめ工程にはある程度の余裕を持たせており、次の日の作業で調整することで、全体の完了日に影響が出ないよう対応していきます。

2日目には、新しい浴室の形に合わせて水道関係の配管を移設していきます。

また、ユニットバスの強固な土台となるコンクリートを打設を行い、新しい浴室がしっかりと安定し、長く安心してご使用いただける基礎を作っていきます。

3日目は、大工さんによる窓の入れ替え作業です。

まずは既存のサッシを取り外し、外壁をサンダーという工具で慎重に切り、サッシを枠から外していきます。

既存サッシが外れたら、新しい窓を取り付けるための枠下地を作成していきます。枠が完成したところで新しい窓を正確にはめ込み、続いて外部の仕上げ作業に入ります。

外壁の下地を作成し、その上に雨水の侵入を防ぐための防水紙を丁寧に貼っていきます。

防水紙の上には、後日モルタルを塗るための専用板であるラスカットを貼ります。

ここまでで大工さんの作業は一旦終了となり、この後の外壁の仕上げは左官職人が担当します。

4日目は、今まで浴室だった場所で、新しく脱衣場となる部分の工事を進めます。

壁は石膏ボードで、床は強固なコンパネ（コンクリートパネル）でそれぞれ下地を仕上げていきます。

5日目は、外壁の仕上げ作業に入ります。

左官職人により、モルタルを塗布していきます。これにより、外壁が平滑に整えられ、この後の最終仕上げへの準備が完了します。

一方、室内では、メーカーの専門スタッフが新しいユニットバスの組み立てを行います。

6日目は、大工さんによる脱衣場の仕上げ作業です。4日目に作成した下地の上に、壁の仕上げとなる石膏ボードを貼り、最終的な壁が完成します。

同時に、電気工事の専門家が入り、新しい浴室や脱衣場の照明器具の接続や、その他必要な電気配線工事を行っていきます。

最終日となる7日目は、内装の仕上げとして、脱衣場の天井や壁にクロスを貼っていきます。これで室内の工事は完了です。

外部では、塗装職人がモルタル部分に、既存の外壁と色を合わせながら丁寧に塗装を施し全ての工程が完了し、工事終了です。

今回の浴室改修工事により、以前より浴室空間はややコンパクトにはなりましたが、断熱性の高いユニットバスになったことで、劇的に暖かく快適な空間へと生まれ変わりました。

お客様からは「以前よりお風呂に入るのが楽しみになった」という大変嬉しいお言葉をいただきました。

ご自宅の浴室が寒いと感じることはありませんか？

ユニットバスにすることで、暖かく快適な浴室にすることができます。これを機に、浴室の改修をご検討してみてはいかがでしょうか？

浴室のお悩みはニラスイホームへご相談ください。

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