WORKS 築23年で初塗装/チョーキングやベランダのひび割れなどがあり早急に塗装!
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施工事例データ
住所 | 静岡県伊豆の国市 H |
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施工箇所 | 外壁屋根塗装 |
費用 | 206万円(税込み) |
施工前はこちら




今回は、外壁改修工事のご紹介をさせていただきます。
お家の状況としては築23年で塗装を行ったことがなく、外壁に触れると色が付く状態のチョーキングが見られ、屋根や雨樋、破風板は色褪せが目立ち、軒天には黒カビが生えており、ベランダにはひび割れがある状態だったため、なるべく早く塗装をした方がよい状況でした。
ニラスイホームによる施工中の様子


足場を建てたらまずは外壁・屋根など洗浄を行っていきます。
洗浄に使う洗剤は「バイオ洗浄」を使用します。
オリバークリーナーと呼ばれるお家の洗剤を使用して、コケやカビ、汚れを落としていきます。
原液を希釈して使用するため、基本的に植物には影響はありませんが、繊細な植物がある場合は使用しないという選択もできます。


バイオ洗浄を行うことによって、水では落としきれない汚れを落とすことができ、再び、コケやカビが増殖するのを防ぐ効果があります。
丁寧に洗浄を行っていきます。


洗浄が完了したら、コーキング作業に移ります。コーキング工法は2種類の作業方法があります。
1.今あるコーキングをすべて撤去して新しいコーキングを充填する方法
2.今あるコーキングの上から新しいコーキングを乗せる方法
これらは施工箇所によって使い分けていきます。
基本的にサイディングの目地部分を打ち替えサッシ廻りを打ち増しで施工していきます。
サッシ廻りは打ち増しをします。理由は外壁の内側には透湿シートが貼ってあるため、カッターで作業をする際にシートを切ってしまう可能性もありリスクが高いためです。
コーキングで使用する塗料はオート化学「イクシード」で20年程度の耐久性が見込める商品となっています。


今のコーキングを撤去したら周辺にマスキングテープで養生してから外壁とコーキングの密着性を高めるノリのような役割がある「プライマー」を塗布していきます。



プライマーの塗布が終わったら、コーキングを充填していきます。
丁寧に充填したらヘラで抑えて、綺麗に仕上げてマスキングを取ったらコーキングは完了です。
サッシ廻りも同様に「マスキング→プライマー→充填→ヘラ押え 」の順で作業を進めていきます。
今回は破風板のコーキングも打ち換えます。


コーキングが終わったらいよいよ塗装を開始していきます。
塗装しない部分に塗料が付かないようにシートで養生していきます。



まずは屋根塗装からご紹介します。今回の屋根は「ガルバリウム鋼板」という金属製の屋根で、耐久年数が長く長持ちするメリットがありますが、錆びやすいという特徴があります。
金属屋根は、塗装の前に目粗しといってたわしの様な物で擦っていき、錆止めを塗っていきます。

塗装はすべてローラを使って手作業で行っていきます。

塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程で行われますが、最初の工程である下塗りの「プライマー塗料」を塗っていきます。



最後の仕上げに塗料を塗って屋根塗装は完了です。
続いて外壁塗装を行っていきます。


今回のお宅は2色を使用した色分け塗装になります。
塗装する外壁素材は日本の住宅で一番多く使用されている素材の「窯業サイディング」です。
窯業サイディングの場合は2回塗りができる「シーラーレス塗料」となっているため、2回塗りで仕上げていきます。
使用した、塗料はジャパンカーボライン社「スーパームキコートシリーズ」になります。
こちらの塗料は無機系塗料といって高耐久塗料で 耐用年数は15~20年 です。
一般的に使用されるシリコン系塗料の耐用年数は7~10年なので、倍の効果が見込める塗料となっております。
以上で外壁塗装は完了です!

続いて、付帯部の塗装にうつります。
今回塗装する箇所は軒天、破風板、雨樋、土台水切りです。
軒天以外は塗装前に目粗しをしていきます。


鉄の部分は錆止めを塗ってから塗装をしていきます。
破風板は下塗り→仕上げ塗料の順で、すべて手作業での塗装です。


水切り錆止め→塗装仕上げ

軒天仕上げ

破風塗装

雨樋塗装
屋根外壁付帯部の塗装作業が終わったら、ベランダの防水工事を行っていきます。


ベランダの防水は専門の「防水屋」さんが作業を行います。
今回のお家の防水はベランダやバルコニーなどの床面にFRPシートを敷き、その上からポリエステル樹脂を塗布して防水層をつくる「FRP防水」という方法で施工していきます。


FRP繊維マットを敷いてシーラで固めていきます。

最後にウレタン塗料を2回塗布して終了です!
施工が完了しました


塗装がすべて完了し、足場を解体したら工事は終了になります。
色褪せていた屋根は綺麗になりました!外壁は色を変えたため明るい印象になり、付帯部も塗装したためお家の美観はもちろんですが、付帯部の保護にもつながりました。
今回は外壁・コーキング共に高耐久の塗料を使用しました。
通常のものに比べると金額は高くなりますが、後々の工事回数が減るためトータル的に安価に済むのでオススメしています!
10年以上塗装をしておらず、コケやチョーキングなどの症状がみられる場合、塗装のタイミングかもしれません。
気になる個所がありましたらお気軽にご連絡ください!