ダイキンエコキュートエラーコードと対処法

お湯を沸かすためにダイキンエコキュートを設置している家庭が数多く存在します。使用していく中でエラーコードが表示される場合があります。エラーコードはダイキンエコキュートに問題が発生しているかどうか判断するポイントです。

予想外の事態を避けるためにエラーコードごとの対処法を押さえることが重要。エラーの内容によっては、専門業者に対処を依頼することが求められます。

日常生活に支障をきたさないためにも、ダイキンエコキュートに問題がないか定期的にチェックすることをおすすめします。お湯はりができないなどの悩みがある場合、ニスライホームに一度ご相談ください。できる限り柔軟に対応させて頂きます。

この記事の目次

エラーコードとは

エラーコードは、ダイキンエコキュートに不具合・異常が発生した際に表示されるコードです。リモコンの液晶画面に「警報」の文字に加え、アルファベットと数字が組み合わさったエラーコードが表示されます。

エラーコードごとに異なる意味があります。ダイキンエコキュートの状態をエラーコードから判断し、適切な対処を行うことが重要。エラーコードのカテゴリーは全部で9つです。

・7
・C
・E
・F
・H
・J
・L
・P
・U

取扱説明書に則って、エラーコードに対処した後はメーカー・専門業者にダイキンエコキュートの不具合・異常のチェックを依頼して頂くことをおすすめします。

ダイキン以外のメーカーのエキュートを設置している場合においても、エラーコードが表示された場合は適切な対処を行うことが求められます。
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エラーコードを放置し続けることで生じる問題

ダイキンエコキュートに表示されているエラーコードを放置し続けることにより、主に以下の問題が発生する場合があります。

・入浴などに支障をきたす
・ダイキンエコキュートの寿命が短くなる
・水漏れが発生する場合がある
・火災のリスクが向上する

ダイキンエコキュートの不具合・異常に悩まされている方に向けて、エラーコードを放置し続けることで生じる問題について解説します。

入浴などに支障をきたす

ダイキンエコキュートのエラーコードを放置し続けた結果、お湯はりなどができず、入浴に支障をきたす場合があります。入浴などができなくなると、銭湯などを利用することが求められます。金銭的な負担を最小限に抑えるためにも、エラーコードが表示された場合はいち早く対処することが重要。

ダイキンエコキュートの寿命が短くなる

不具合・異常を放置し続けると、ダイキンエコキュートの寿命が短くなる場合があります。使用頻度・適切なメンテナンスを行っているかどうかがダイキンエコキュートの寿命に関係します。定期的にメンテナンスを行い、不具合・異常を把握することが長期にわたって使用するポイント。

水漏れが発生する場合がある

ダイキンエコキュートのエラーコードを放置し続けた結果、水漏れが発生する場合があります。水漏れは電気代・水道代が高くなるなどの問題を引き起こします。ダイキンエコキュート・配管の劣化による水漏れが発生していないかどうか一度チェックしてみてください。


また、ダイキンエコキュートの移動も水漏れが発生する原因の1つ。移動した際は配管の歪み・隙間が発生していないかだけではなく、ホースが外れていないかもチェックする必要があります。

火災のリスクが向上する

ダイキンエコキュートに用いられている配管・電線の劣化により、火災のリスクが向上します。ダイキンエコキュートは火災のリスクが低いものの、漏電している箇所がないかチェックすることが重要です。

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ダイキンエコキュートのエラーコードをチェックする方法

水漏れなどの問題が発生していないか把握するためには、ダイキンエコキュートのエラーコードをチェックする方法を抑える必要があります。チェックする方法は以下の通りです。

・リモコン液晶画面の上部または下部に「警報」が表記されているかを確認
・アルファベットと数字が組み合わさったコードをリモコン液晶画面で確認

アルファベットと数字の組み合わせから不具合・異常の内容を把握し、いち早く対処することが求められます。
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7から始まるエラーコード一覧

7から始まるエラーコードはリモコンの通信障害に関するエラーを意味します。以下の2つが7から始まるエラーコードです。

・740
・750

エラーコードが7から始まっている場合、リモコンに問題がないかチェックすることが重要。
ここでは、7から始まるエラーコードについて解説します。

740

エラーコード名

エラーの内容

対処法

740

台所リモコンの通信異常

貯蔵タンクの漏電遮断器にある電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにして台所リモコンの通信異常を対処。

改善しない場合は修理・点検をメーカーに依頼することで対処。


台所リモコンの通信異常の原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・コードが外れている

  • ・貯湯ユニットのプリント基板のエラー

  • ・台所リモコンの不調

750

エラーコード名

エラーの内容

対処法

750

風呂リモコンの通信異常

貯蔵タンクの漏電遮断器にある電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにして台所リモコンの通信異常を対処。

改善しない場合は修理・点検をメーカーに依頼することで対処。


風呂リモコンの通信異常の原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・コードが外れている

  • ・貯湯ユニットのプリント基板のエラー

  • ・台所リモコンの不調


740が表示される原因と同様です。

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Cから始まるエラーコード一覧

Cから始まるエラーコードは貯湯タンクに関するエラー。貯湯タンクに関するエラーを表すエラーコードは以下の通りです。

・C15
・C16
・C30
・C45
・C52
・C55
・C71
・C72
・C73
・C74
・C76
・C77
・C78
・C79
・C80-01
・C80-02
・C81
・C84
・C87

ここでは、Cから始まるエラーコードについて解説します。

C15

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C15

浴槽へのお湯はりの温度が異常に高い

使用を中止した後、販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


浴槽へのお湯はりの温度が異常に高くなる原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・浴槽の温度センサーの故障

  • ・お湯はりシステムが正常に機能していない

  • ・プリント基板の不具合

C16

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C16

台所・洗面所・シャワーへ出す温度が異常に高い

使用を中止した後、販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


台所・洗面所・シャワーへ出す温度が異常に高くなる主な原因は以下の通り。


  • ・給湯温度センサーの故障

  • ・プリント基板の不具合

C30

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C30

貯湯タンクで温度検知を行うサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器にある電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにしてサーミスタの不具合を対処。

改善しない場合、メーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクで温度検知を行うサーミスタが正しい温度が表示しない主な原因は以下の通りです。


  • ・サーミスタの故障

  • ・プリント基板の不具合

  • ・配線の不良

C45

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C45

貯湯タンクからヒートポンプユニットの循環ポンプまでの経路の異常

断水している場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍されるのを待った後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じられている場合、給水止水栓を開いた後にエラーコードをリセットする。

改善されない場合、メーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクからヒートポンプユニットの循環ポンプまでの経路に異常が発生する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・断水

  • ・ヒートポンプユニットの循環ポンプの不具合

  • ・配管の詰まり

C52

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C52

正常に追いだき運転ができない

風呂アダプターの上までお湯がない場合、お湯を足した後にエラーコードをリセットする。

工事・災害で断水になった場合、回復するまでに給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍させた後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じられている場合、給水止水栓を開いた後にエラーコードをリセットする。

改善されない場合、メーカーに点検・修理を依頼。


正常に追いだき運転ができない主な原因は以下の通り。


  • ・追いだきポンプの不具合

  • ・風呂アダプターの水位の不足

  • ・配管の凍結

C55

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C55

通常時に比べてお湯はりに時間がかかっている

工事・災害で断水になった場合、回復するまでに給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍させた後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じられている場合、給水止水栓を開いた後にエラーコードをリセットする。

改善されない場合、メーカーに点検・修理を依頼。


通常に比べてお湯はりに時間がかかる原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・断水

  • ・配管の詰まり

  • ・給水止水栓が閉じている

C71

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C71

湯とり回路の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


湯とり回路の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・サーミスタの故障

  • ・配線の断線

C72

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C72

貯湯タンクの中間層からお湯を取り出す三方弁系の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


三方弁系の不具合が発生する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・三方弁系の故障

  • ・プリント基板の不具合

C73

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C73

漏水センサー系の不具合

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


漏水センサー系の不具合の主な原因は以下の通りです。


  • ・漏水センサーの故障

  • ・配線の不具合

C74

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C74

追いだき時の貯湯タンク内の熱交循環ポンプの不具合

台所ボタンの決定または確定ボタンを10秒間長押しする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


追いだき時の貯湯タンク内の熱交循環ポンプの不具合が発生する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・熱交循環ポンプが正常に機能していない

  • ・配管の詰まり

C76

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C76

台所リモコンまたは浴室リモコンと貯湯タンク間の通信の不具合

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


台所リモコンまたは浴室リモコンと貯湯タンク間の通信の不具合が発生する原因は以下の通り。


  • ・リモコンの故障

  • ・回路の不具合

  • ・配線の不具合

C77

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C77

給水の水温を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


給水の水温を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない原因は以下の通り。


  • ・給水の水温を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

C78

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C78

電源周波数を検出できない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


電源周波数を検出できない原因は以下の通りです。


  • ・貯湯ユニットに用いられているプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

C79

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C79

風呂のお湯・水を循環させる循環ポンプの不具合

台所ボタンの決定または確定ボタンを10秒間長押しする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


風呂のお湯・水を循環させるポンプの不具合の主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・風呂のお湯・水を循環させる循環ポンプの故障

  • ・プリント基板の異常

  • ・配線の断線

  • ・配線の接触不良

C80-01

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C80-01

貯湯タンク内の漏電

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

貯湯タンク内にある排水栓つまみを通常にした後、エラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンク内が漏電する主な原因は以下の通り。


  • ・漏電センサーの作動

  • ・配線の異常

C80-02

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C80-02

貯湯タンク内のヒーター部分の漏電

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

貯湯タンク内にある排水栓つまみを通常にした後、エラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンク内のヒーター部分が漏電する主な原因は以下の通りです。


  • ・エア抜きが完了していない

  • ・配線の異常

C81

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C81

風呂のお湯と水を循環させるポンプのエア噛み

長期間にわたる不在で貯湯タンクの水抜きを行っている場合、満水にして対処する。

台所ボタンの決定または確定ボタンを10秒間長押しする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


風呂のお湯と水を循環させるポンプがエア噛みする原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・凍結

  • ・センサーの不具合・故障

C84

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C84

混合弁入口の温度を検知するサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


混合弁入口の温度を検知するサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・混合弁入口の温度を検知するサーミスタの不具合

  • ・プリント基板の不具合

C87

エラーコード名

エラーの内容

対処法

C87

おゆぴかUVが正常に作動しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


おゆぴかUVが正常に作動しない原因は以下の通りです。


  • ・UVユニットに流れる電流値が正常範囲外

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Eから始まるエラーコード一覧

Eから始まるエラーコードは圧力調整・ヒートポンプユニットに関するエラー。圧力調整・ヒートポンプユニットに関するエラーコードとして、以下のものが挙げられます。

・E1
・E3
・E6
・E7
・E8
・EC

ここでは、Eから始まるエラーコードについて解説します。

E1

エラーコード名

エラーの内容

対処法

E1

プリント基板のマイコンが正常に動作していない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


プリント基板のマイコンが正常に動作していない主な原因は以下の通り。


  • ・プリント基板の不具合

  • ・停電

E3

エラーコード名

エラーの内容

対処法

E3

ダイキンエコキュートの運転中に高圧圧力が過剰に上昇

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ダイキンエコキュートの運転中に高圧圧力が過剰に上昇する原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・断水

  • ・配管の凍結

  • ・給水止水栓が閉じている

  • ・高圧圧力スイッチの不具合

  • ・沸き上げポンプの不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の外れ

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の接触の不備

E6

エラーコード名

エラーの内容

対処法

E6

圧縮機の過電流

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の過電流が発生する主な原因は以下の通りです。


  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・圧縮機の不具合

  • ・電子膨張弁の不具合

E7

エラーコード名

エラーの内容

対処法

E7

ファンモーターが運動していない

貯湯タンクにある漏電遮断器の電源をOFFにした後、ファンに絡まっている異物を取り除き、エラーコードをリセットする。

ヒートポンプユニット周辺の雪・氷を取り除くまたは溶けた後、エラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ファンモーターが運転しない主な原因は以下の通り。


  • ・ファンに詰まった異物

  • ・雪・氷

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の外れ

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の接触の不備

E8

エラーコード名

エラーの内容

対処法

E8

入力過電流の検出

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


入力過電流が検出される主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・圧縮機の不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・電解コンデンサの不具合

EC

エラーコード名

エラーの内容

対処法

EC

ヒートポンプからの出湯温度が過剰に上昇

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ヒートポンプからの出湯温度が過剰に上昇する主な原因は以下の通りです。


  • ・沸き上げポンプの不具合

  • ・水熱交換器の詰まり

  • ・主湯サーミスタの不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

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Fから始まるエラーコード一覧

Fから始まるエラーコードは水漏れ・貯湯タンクに関するエラー。水漏れ・貯湯タンクに関するエラーコードとして、以下のものが挙げられます。

・F3
・F17
・F38
・F47
・F66
・F94
・FA

ここでは、Fから始まるエラーコードについて解説します。

F3

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F3

圧縮機の吐出管温度が過剰に上昇

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の吐出管温度が過剰に上昇する主な原因は以下の通りです。


  • ・温度センサーの故障

  • ・圧縮機の負荷が過剰

F17

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F17

貯湯ユニットからの水漏れ

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯ユニットから水漏れが発生する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・漏水センサーの故障

  • ・貯湯ユニットからの水漏れ

F38

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F38

残湯温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


残湯温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・残湯温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

F47

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F47

水漏れ検知センサー系の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


主に以下の原因により、水漏れ検知センサー系の不具合が発生します。


  • ・水漏れ検知センサー系の故障

  • ・配線の不具合

F66

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F66

お湯はり電磁弁の不具合

台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しし、エラーをリセット。

風呂の水位上昇がある場合、給水止水栓を閉めた後、メーカーに点検・修理を依頼。給水止水栓がない場合は水道メーターの止水栓を閉めた後、メーカーに点検・修理を依頼する。

風呂の水位上昇がない場合、エラーのリセットで対処。症状が回復しない場合はメーカーに点検・修理を依頼する。


お湯はり電磁弁の不具合が発生する主な原因は以下の通りです。


  • ・お湯はり電磁弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

F94

エラーコード名

エラーの内容

対処法

F94

風呂水位センサーの不具合

風呂の配管が汚れている場合、エラーをリセットした後、配管を洗浄。

風呂の配管が汚れていない場合、エラーをリセット。エラーが再度表示される場合はメーカーに点検・修理を依頼する。


風呂水位センサーの不具合が発生する主な原因は以下の通り。


  • ・風呂水位センサーの故障

  • ・配線の断線

  • ・風呂の配管の汚れ・詰まり

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

FA

エラーコード名

エラーの内容

対処法

FA

高圧圧力が過剰に上昇

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

貯湯タンク内にある排水栓つまみを通常にすることにより、エラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


高圧圧力が過剰に上昇する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・残湯サーミスタの不具合

  • ・高圧圧力スイッチの不具合

  • ・電子膨張弁の不具合

  • ・冷媒系統の不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・断水

  • ・配管の凍結

  • ・給水止水栓が閉じている

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Hから始まるエラーコード一覧

Hから始まるエラーコードは貯湯タンク・ヒートポンプユニットに関するエラーです。貯湯タンク・ヒートポンプユニットに関するエラーコードは以下の通り。

・H0
・H3
・H6
・H8
・H9
・H25
・H32
・H33
・H34
・H35
・H37
・H39
・H40
・H54
・H56
・H57
・H58
・H59
・H60
・H67
・H68
・H76
・H82
・H83
・H91
・H92
・H97
・HC
・HJ

ここでは、Hから始まるエラーコードについて解説します。

H0

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H0

圧縮機の吐出管温度が過剰に上昇

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の吐出管温度が過剰に上昇する原因は以下の通りです。


  • ・圧縮機の故障

  • ・配線の接触不良

  • ・配線の断線

H3

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H3

高圧圧力スイッチの不具合

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


高圧圧力スイッチの不具合が発生する原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・高圧圧力スイッチの故障

  • ・配管の詰まり

H6

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H6

圧縮機の過電流検出センサーの作動

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


以下の原因により、圧縮機の過電流検出センサーが作動します。


  • ・圧縮機に対する過剰な負荷

  • ・圧縮機の過電流検出センサーの不具合

  • ・配線の不具合

H8

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H8

圧縮機の入力電流が上昇しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の入力電流が上昇しない主な原因は以下の通り。


  • ・圧縮機の不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

H9

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H9

外気の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


外気の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・外気の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H25

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H25

風呂水流スイッチの不具合

風呂の配管が汚れている可能性がある場合、エラーをリセットした後に配管を洗浄する。

汚れが原因ではない場合、エラーを一度リセット。再度エラーが表示された場合はメーカーに点検・修理を依頼する。


風呂水流スイッチの不具合する主な原因は以下の通りです。


  • ・風呂水流スイッチの故障

  • ・風呂の配管の詰まり

  • ・水流不足

H32

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H32

給水の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


給水の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・給水の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H33

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H33

風呂の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


風呂の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・風呂の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H34

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H34

給湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


給湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・給湯の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H35

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H35

湯とりの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


湯とりの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通りです。


  • ・湯とりの温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H37

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H37

お湯はりの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


お湯はりの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・お湯はりの温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H39

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H39

追いだきの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


追いだきの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・追いだきの温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

H40

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H40

貯湯タンクの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通りです。


  • ・貯湯タンクの温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H54

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H54

沸き上げ三方弁の不具合

台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しし、エラーをリセット。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


以下の原因により、沸き上げ三方弁の不具合が発生します。


  • ・沸き上げ三方弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H56

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H56

湯はり混合弁の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


湯はり混合弁の不具合の原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・湯はり混合弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H57

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H57

膨張水を排出する三方弁系の不具合

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

貯湯タンク内にある排水栓つまみを通常にすることにより、エラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


主に以下の原因により、膨張水を排出する三方弁系の不具合が発生します。


  • ・膨張水を排出する三方弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H58

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H58

給湯回路と給水回路をバイパスさせる電磁弁系の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


給湯回路と給水回路をバイパスさせる電磁弁系の不具合が発生する主な原因は以下の通りです。


  • ・給湯回路と給水回路をバイパスさせる電磁弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H59

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H59

給湯混合弁の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


給湯混合弁の不具合が発生する主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・給湯混合弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H60

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H60

中間温度層のお湯を混合させる湯とり混合弁の不具合

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


中間温度層のお湯を混合させる湯とり混合弁の不具合が発生する主な原因は以下の通り。


  • ・湯とり混合弁の故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H67

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H67

ポンプ入水弁系の不具合により、沸き上げ運転ができない

台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しし、エラーをリセット。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


沸き上げ運転ができない原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・ポンプ入水弁系の不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H68

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H68

ヒートポンプバイパス弁系の不具合により、沸き上げ運転ができない

台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しし、エラーをリセット。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


沸き上げ運転ができなくなる主な原因は以下の通りです。


  • ・ヒートポンプバイパス弁系の不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H76

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H76

貯湯タンクと台所・風呂リモコン間の相互通信ができていない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクと台所・風呂リモコン間の相互通信ができていない主な原因は以下の通り。


  • ・リモコン・ユニット間の通信ケーブルの断線

  • ・台所または風呂リモコンの不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H82

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H82

リモコンの時刻設定ができない

取扱説明書を確認した上で時刻設定を実施。

改善しない場合は販売店またはメーカーに連絡。


リモコンの時刻設定ができない原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・リモコンの設定不良

  • ・電源トランスの不具合

H83

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H83

風呂の水位設定ができない

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


風呂の水位設定ができない主な原因は以下の通りです。


  • ・水位センサーの故障

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

H91

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H91

保安器が動作したことによる停止

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


以下の原因により、保安器が動作します。


  • ・保安器の動作不良

  • ・配線の断線

H92

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H92

貯湯タンクの缶体温度が高温を検知

台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しし、エラーをリセット。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクの缶体温度が高温を検知する原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・缶体サーミスタの故障

  • ・出湯サーミスタの故障

H97

エラーコード名

エラーの内容

対処法

H97

冷却運転終了後に再び冷却運転を開始

販売店またはメーカーに点検・修理を依頼。


冷却運転終了後に再び冷却運転を開始する主な原因は以下の通り。


  • ・熱交換器配管の破損

HC

エラーコード名

エラーの内容

対処法

HC

出湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


出湯の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通りです。


  • ・出湯の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・配線の断線

HJ

エラーコード名

エラーの内容

対処法

HJ

ヒートポンプユニットからの出湯温度が上昇しない

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ヒートポンプユニットからの出湯温度が上昇しない主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・ヒートポンプの不具合

  • ・断水

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Jから始まるエラーコード一覧

Jから始まるエラーコードはサーミスタに関するエラー。サーミスタに関するエラーコードは以下の6つです。

・J0
・J3
・J5
・J6
・J8
・JA

ここでは、サーミスタに関するエラーコードについて解説します。

J0

エラーコード名

エラーの内容

対処法

J0

冷媒調整器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


冷媒調整器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・冷媒調整器の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

J3

エラーコード名

エラーの内容

対処法

J3

圧縮機の吐出管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の吐出管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通り。


  • ・圧縮機の吐出管温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

J5

エラーコード名

エラーの内容

対処法

J5

圧縮機の吸入管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機の吸入管温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因は以下の通りです。


  • ・圧縮機の吸入管温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

J6

エラーコード名

エラーの内容

対処法

J6

熱交換器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


熱交換器の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない主な原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・熱交換器の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

J8

エラーコード名

エラーの内容

対処法

J8

入水の温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


主に以下の原因により、入水の温度を検知しているサーミスタに正しい温度が表示されない場合があります。


  • ・入水の温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

JA

エラーコード名

エラーの内容

対処法

JA

高圧圧力センサー系の不具合

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


高圧圧力センサー系の不具合が発生する原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・高圧圧力センサー系の故障

  • ・冷媒系統の不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

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Lから始まるエラーコード一覧

Lから始まるエラーコードは圧縮機に関するエラーです。圧縮機に関するエラーコードは以下の通り。

・L3
・L4
・L5

ここでは、Lから始まるエラーコードについて解説します。

L3

エラーコード名

エラーの内容

対処法

L3

圧縮機停止時に放熱フィン温度が過剰に上昇

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機停止時に放熱フィン温度が過剰に上昇する原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・放熱フィン温度センサーの故障

  • ・放熱フィンの汚れ

  • ・放熱フィンの詰まり

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

L4

エラーコード名

エラーの内容

対処法

L4

圧縮機運転時に放熱フィン温度が過剰に上昇

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


圧縮機運転時に放熱フィン温度が過剰に上昇する原因は以下の通りです。


  • ・放熱フィン温度センサーの故障

  • ・放熱フィンの汚れ

  • ・放熱フィンの詰まり

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

L5

エラーコード名

エラーの内容

対処法

L5

圧縮機に過電流が流れた結果、ダイキンエコキュートが停止

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


主に以下の原因により、圧縮機に過電流が流れます。


  • ・圧縮機の過負荷

  • ・電源電圧の低下

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

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Pから始まるエラーコード一覧

Pから始まるエラーコードはサーミスタに関するエラー。種類はP4のみです。ここでは、P4が一体何を表しているかについて紹介します。

P4

エラーコード名

エラーの内容

対処法

P4

放熱フィンの温度を検知しているサーミスタが正しい温度を表示しない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


P4が表示される主な原因は以下の通り。


  • ・放熱フィンの温度を検知しているサーミスタの故障

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配線の断線

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Uから始まるエラーコード一覧

Uから始まるエラーコードはヒートポンプユニット全般に関するエラーです。ヒートポンプユニット全般に関するエラーコードとして、主に以下のものが挙げられます。

・U0
・U2
・U4
・U7
・U22
・U51
・U53
・U54
・U61
・UA
・UF

ここでは、Uから始まるエラーコードについて解説します。

U0

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U0

ガス欠を検出

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ガス欠の主な原因は以下の通り。


  • ・冷媒漏れ

  • ・各サーミスタの不具合

  • ・圧縮機の不具合

  • ・電子膨張弁の不具合

  • ・ヒートポンプユニットのプリント基板の不具合

  • ・配管の接続不良

U2

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U2

インバータ電源回路の不足電圧・過電圧

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


インバータ電源回路の不足電圧・過電圧が発生する原因として、主に以下のものが挙げられます。


  • ・電源電圧の低下

  • ・ヒートポンプ基板の故障

  • ・貯湯タンクの故障

  • ・配線の不具合

U4

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U4

貯湯タンクとヒートポンプユニット間における通信の不具合

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


貯湯タンクとヒートポンプユニット間における通信の不具合が発生する主な原因は以下の通りです。


  • ・通信ケーブルの断線

  • ・通信ケーブルの接触不良

  • ・ヒートポンプ基板の故障

  • ・貯湯タンクの故障

U7

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U7

ヒートポンプユニット内部での相互通信ができず、お湯を作れない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ヒートポンプユニット内部での相互通信ができない原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・配線の断線

  • ・ヒートポンプ基板の故障

U22

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U22

お湯はり中に注湯量が減少

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


湯はり中に注湯量が減少する主な原因は以下の通り。


  • ・貯湯タンクの不具合

U51

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U51

お湯はりに時間がかかり過ぎている

風呂の配管が汚れている場合、エラーコードをリセットした後に配管を洗浄する。

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

風呂の栓が外れている場合、栓をつけた後にエラーコードをリセットする。

お湯はり中にお湯をくみ出し過ぎた場合、エラーコードをリセットした後にお湯はりを再度実施。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


お湯はりに時間がかかり過ぎる原因として、以下のものが挙げられます。


  • ・風呂の水位設定の異常

  • ・風呂の栓のつけ忘れ

U53

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U53

風呂の水位が不安定

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


風呂の水位が不安定になる主な原因は以下の通りです。


  • ・水位センサーの不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の外れ

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の接触不良

U54

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U54

風呂の試運転時に残り湯がある

残り湯がある場合、排水後にエラーコードのリセットを行った後に試運転を再度実施。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


試運転前に残り湯があると検知される主な原因は以下の通り。


  • ・風呂フロースイッチの不具合

  • ・水流スイッチの不具合

  • ・風呂接続アダプタの不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の外れ

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の接触不良

U61

エラーコード名

エラーの内容

対処法

U61

給湯の温度が低過ぎる

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


以下の原因により、給湯の温度が低過ぎるエラーが表示されます。


  • ・給湯の温度を検知しているサーミスタの不具合

  • ・注湯電磁弁の不具合

  • ・混合弁の不具合

  • ・貯湯ユニットのプリント基板の不具合

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の外れ

  • ・プリント基板上でのコネクタ接続部の接触不良

  • ・貯湯タンクにあるお湯

UA

エラーコード名

エラーの内容

対処法

UA

リモコン・貯湯ユニットの組み合わせが正しくない

貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


リモコン・貯湯ユニットの組み合わせが正しくないエラーが発生する原因は以下の通り。


  • ・リモコン接続の不具合

  • ・通信基板の異常

UF

エラーコード名

エラーの内容

対処法

UF

ヒートポンプユニットへの入水温度が出湯温度に比べて高い

断水の場合、回復するまで給水止水栓を閉めた後にエラーコードをリセットする。

配管が凍結している場合、自然解凍された後にエラーコードをリセットする。

給水止水栓が閉じている場合、開いた後にエラーコードをリセットする。

改善しない場合はメーカーに点検・修理を依頼。


ヒートポンプユニットへの入水温度が出湯温度に比べて高くなる原因は以下の通りです。


  • ・ダイキンエコキュート設置時のトラブル

  • ・配管の接続ミス

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ダイキンエコキュートのエラーコード対処方法

リモコンの液晶画面にエラーコードが表示された場合、適切な方法で対処を行う必要があります。ここでは、エラーコードの対処方法について解説します。

ダイキンエコキュートのパネルをリセット

まずはダイキンエコキュートのパネルをリセットしてみてください。リセットの方法は2通り存在します。


  • ・貯湯タンクの漏電遮断器の電源を約10秒以上にわたってOFFにした後、電源をONにする

  • ・台所リモコンの決定または確定ボタンを10秒間長押しする

ダイキンのお客様相談センターに問い合わせる

エラーの原因が根本的に解決していない場合、ダイキンエコキュートのパネルをリセットした後にエラーコードが再び表示されます。パネルのリセットで解決できないエラーが発生した際はダイキンのお客様相談センターに問い合わせてみましょう。


ダイキンのコンタクトセンターは24時間365日対応しています。Web上でダイキンエコキュートの修理を依頼できる点もポイントです。

家電量販店に問い合わせる

ダイキンエコキュートを購入した家電量販店に修理を依頼することが可能。延長保証に加入している場合、期間内の無償修理ができる点がメリットです。有償で保証期間を延長できる家電量販店も存在します。ダイキンエコキュートを購入する際は保証内容について一度チェックしてみてください。

専門業者に交換・修理を依頼

ダイキンエコキュートにエラーコードが表示された場合、専門業者に交換・修理を依頼できます。エラーの内容などにより、修理費用が異なります。見積内容・保証内容などを加味した上で専門業者を選ぶことが重要。

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エラーコードから探る修理と交換の判断基準

エラーコードから修理か交換のどちらかを選択します。修理内容によっては、交換よりも修理費用がかかる場合があります。ここでは、エラーコードから探る修理と交換の判断基準について解説するので、気になる方は一度チェックしてみてください。

修理か交換か迷った際のポイント

修理か交換か迷った際、主に以下のポイントを一度チェックすることをおすすめします。


  • ・ダイキンエコキュートの設置年数

  • ・ダイキンエコキュートの型番

  • ・費用が安く済む対処方法はどちらか

  • ・お湯の温度・量が安定しているか

  • ・過去に一度でも故障しているか

  • ・エラーコードが頻繁に発生しているか

  • ・自然災害により浸水したか


ここでは、修理か交換か迷った際のポイントについて取り上げます。

ダイキンエコキュートの平均寿命は約10年。設置されてから何年経過しているかをチェックし、修理か交換のどちらを選択するか判断してみてください。


10年以上経過した製品はメーカーが交換部品を在庫していない場合があるため、エラーコードが発生したのを機に本体交換する必要があります。


また、エラーコードが表示された後に電源をリセットすることで復旧する場合があるものの、しばらくすると完全に故障して使えなくなる場合が多いです。

ダイキンエコキュートの型番をチェックし、生産終了していないかチェックすることが重要です。型番によっては、生産終了している場合があります。

どちらが費用を安く抑えられるかも選ぶポイント。納得した上でダイキンエコキュートの修理または交換ができるかどうかは費用によっても変わってきます。ダイキンエコキュートの状態によっては、交換することで費用を抑えられる場合があります。

お湯の温度・量が安定しているかも修理か交換のどちらかを判断するポイントです。修理により、解決できる場合があります。

過去に一度でも故障しているかを踏まえ、ダイキンエコキュートの修理か交換のどちらか一方を選択します。ダイキンの定めた保証期間内の場合、保証書の規定内で修理・交換ができます。

エラーコードが頻繁に発生している場合、ダイキンエコキュートの交換をおすすめします。設置しているダイキンエコキュートが寿命を迎えている場合があります。

水害などの自然災害により、ダイキンエコキュートが浸水した場合、交換が推奨されています。自然災害が発生した後はダイキンエコキュートが浸水していないかチェックしてみてください。

エコキュート修理費用目安

ダイキンエコキュートの修理か交換の換のどちらかを選択するためにも、修理費用の相場を把握することが重要。修理費用の目安は以下の通りです。


エラーコード

修理費用の目安(税込価格)

C30

20,000~61,000円

C76

42,000~60,000円

E1

44,000~59,000円

E7

35,000~44,000円

FA

44,000~59,000円

H3

44,000~59,000円

H54

42,000~64,000円

H56

42,000~64,000円

H59

42,000~64,000円

H76

42,000~64,000円

H92

20,000~61,000円

J3

20,000~61,000円

L5

44,000~59,000円

U4

42,000~84,000円

740

42,000~102,000円

750

42,000~101,000円


エラーの内容により、修理費用が変わります。修理費用の内訳として、部品代・技術料・出張料があげられます。人によっては、目安以上の修理費用がかかる場合があるため、注意が必要。

無償保証の確認方法

ダイキンのお客様相談センターに問い合わせることにより、ダイキンエコキュートの保証期間・内容を確認できます。時間帯によっては、電話が混み合っています。

お問い合わせはこちら お問い合わせはこちら

ダイキンエコキュートの修理費用に関わるポイント

さまざまなポイントにより、ダイキンエコキュートの修理費用が変わります。ここでは、一体どのようなポイントがダイキンエコキュートの修理費用に関わるかについて解説します。修理費用を少しでも安く抑えたいと感じている方は一度参考にしてみてください。

修理が必要な箇所

修理が必要な箇所がどのくらいあるかが修理費用に関わるポイント。多ければ多い程、想像以上に修理費用がかかる場合があります。

施工内容

ダイキンエコキュートの状態に応じて、施工を進めます。施工内容も修理費用に関わるポイントです。

どこに修理を依頼したか

ダイキンエコキュートの修理を行った業者により、修理費用が異なります。近いうち、ダイキンエコキュートの修理・交換を予定している方は依頼を検討している業者が一体どのくらいの費用で修理・交換を行っているかチェックしてみてください。

設置している型番

設置している型番が一体何かも修理費用に関わるポイント。型番によっては、想像以上に修理費用がかかる場合があります。

設置している場所

ダイキンエコキュートの修理・交換を行う際は設置している場所は一体どこかも意識することをおすすめします。設置している場所によっては、資材の搬入などに手間がかかります。

住宅の住所

住宅から業者の所在地までの距離が一体どのくらいかも修理費用に関わるポイント。距離が遠いと、出張量が高くなる場合がある点に注意が必要です。

火災保険に適用しているか

自然災害でダイキンエコキュートが浸水した場合、火災保険が適用される場合があります。修理費用を少しでも抑えたいと感じている場合、火災保険の内容を一度チェックしてみてください。

補助金制度の有無

国・地方自治体の補助金制度を利用し、ダイキンエコキュートを設置できる場合があります。補助される金額などが地方自治体ごとに異なる点に注意が必要です。

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ダイキンエコキュートの交換手順とチェックポイント

ダイキンエコキュートを交換する際、複数の手順が存在します。また、トラブルを避けるために交換時のチェックポイントを抑えることが重要。ここでは、ダイキンエコキュートの交換手順・交換時のチェックポイント・交換にかかる日数について取り上げます。

交換の流れ

ダイキンエコキュートの交換は以下の流れで行われます。


  1. ①型番・設置する業者を検討

  2. ②交換の見積り

  3. ③新しいダイキンエコキュートを注文

  4. ④既存のダイキンエコキュートを撤去

  5. ⑤新しいダイキンエコキュートを設置

  6. ⑥配管・配線を接続

  7. ⑦ダクトカバーの取り付け

  8. ⑧ヒートポンプユニットを接続

  9. ⑨新しいリモコンに交換

  10. ⑩ダイキンエコキュートの試運転


ここでは、ダイキンエコキュートを交換する際の流れについて解説します。

まずは交換したい型番をチェックします。費用だけではなく、性能も型番ごとに異なります。型番が決まった後、どの業者にダイキンエコキュートを設置を依頼するか検討することが重要。

設置する業者が決まった後、交換の見積りを依頼します。見積内容で分からないことがある場合、業者に質問してみましょう。分からないことをそのままにしてしまうと、トラブルの原因になる場合があります。

見積内容に納得した後、新しいダイキンエコキュートを注文します。

新しいダイキンエコキュートを設置するには、既存のダイキンエコキュートを撤去する必要があります。搬出する際、貯湯タンクの水抜きを行います。

既存のダイキンエコキュートを撤去した後、新しいダイキンエコキュートを土台に設置します。設置場所の状態をチェックし、必要に応じて基礎を打ち直すことがポイント。土台の強度に問題がない場合は新しいダイキンエコキュートの設置をそのまま進めます。アンカーでダイキンエコキュートを固定します。

土台に新しいダイキンエコキュートを設置した後、電気配線・各種配管を貯湯タンク・ヒートポンプユニットに接続します。既存の配管を再利用できる場合があります。

配管・配線の接続が完了した後、ダクトカバーを取り付けます。ダクトカバーから出てしまう箇所はテープで保護。接続部は凍結などの原因になります。

ヒートポンプユニットを接続すれば、ダイキンエコキュートの設置工事が完了。

浴室・台所のリモコンを交換します。業者から新しいダイキンエコキュートに関する説明を受けます。

新しいダイキンエコキュートの試運転を行います。問題なければ、新しいダイキンエコキュートへの交換が完了です。

交換時のチェックポイント

新しいダイキンエコキュートを交換する際、複数のポイントをチェックすることが重要。長期にわたって使い続けるため、1機種1機種を細かくチェックすることをおすすめします。ここでは、交換時のチェックポイントについて取り上げます。

気になる型番を見つけた後、一体どのような機能があるかチェックする必要があります。給湯タイプも選ぶポイント。ダイキンエコキュートの給湯タイプは以下の通りです。


  • ・フルオートタイプ

  • ・オートタイプ

  • ・給湯専用らくタイプ


使いやすいと感じた給湯タイプを見極めた上でダイキンエコキュートを設置します。交換を予定している方は各給湯タイプの特徴をまとめた表を一度参考にしてみてください。



給湯タイプ

特徴

フルオートタイプ

ふろ自動ボタンひとつで湯沸かしから保温・たし湯まで自動で行うタイプ

オートタイプ

ふろ自動ボタンで設定した湯量・湯音でお湯はりを行うタイプ(たし湯は手動)

給湯専用らくタイプ

自分で蛇口から給湯を行うタイプ

貯湯タンクの容量も選ぶポイントです。家庭状況に合わせ、貯湯タンクの容量を選んでみましょう。

設置スペースにより、ダイキンエコキュートのタイプを選択することが重要。場所によっては、設置スペースを十分確保できない場合があります。ダイキンエコキュートの形状は以下の通りです。


  • ・角型:フルオートタイプから給湯専用らくタイプまで選択可能

  • ・薄型:狭い設置スペースに設置できるタイプ


角型のダイキンエコキュートを設置する場合、奥行きのある設置スペースがあるかチェックしてみてください。

立地条件もダイキンエコキュートを選ぶポイント。凍結・塩害による被害を想定した上でダイキンエコキュートを設置する必要があります。寒冷地向け・海浜地域向けのダイキンエコキュートが存在します。

水質に適しているかどうかもダイキンエコキュートを設置できるかどうかのポイントです。リフォームなどを機にダイキンエコキュートの設置を検討している方は水質を一度チェックしてみてください。

ダイキンエコキュートには、安全に使用できる入浴剤が存在します。リフォームなどを機にダイキンエコキュートを交換したいと感じている方は、普段から使用している入浴剤が安全に使用できるかどうか一度チェックしてみてください。

何人で生活しているかもダイキンエコキュートを交換する際のポイント。同居している家族が多い場合、容量の大きい貯湯タンクを選択することをおすすめします。

新しいダイキンエコキュートに交換する際、水道・排水システムを変更する場合があります。気になる型番を見つけた際、水道・排水システムに適しているかチェックすることが重要。

新しいダイキンエコキュートに交換する際、電力供給体制を変更する場合があります。交換する前に電力供給体制が新しいダイキンエコキュートに適しているかチェックします。

交換時の予算は人によって異なります。気になる型番を見つけた際は予算の範囲内かどうかチェックしてみてください。

ダイキンの保証期間内かどうかを踏まえ、交換するかどうか判断することが重要です。保証期間外の場合、交換を検討することをおすすめします。

マンション・アパート・賃貸住宅に住んでいる場合、マンション・賃貸会社へ連絡する必要があります。特別な契約がない限り、ダイキンエコキュートの交換における責任がマンション・賃貸会社にあることが理由。施工内容によってはマンション・賃貸会社の許可を得ます。

ダイキンエコキュートの交換にかかる日数は半日から1日。ガス給湯器・電気温水器から交換する場合、2日以上かかります。

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交換・修理と同時にリフォームを行うことがポイント

ダイキンエコキュートの交換・修理を機にリフォーム・リノベーションを同時に行うことをおすすめします。住宅によっては、外壁などが著しく劣化している場合があります。住宅の点検結果を踏まえ、リフォームのプランを検討してみてください。
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ヒートポンプタンクの交換のみで修理費用を抑えられる

ダイキンエコキュートの修理はヒートポンプタンクの交換のみから行えます。修理費用を抑えられる点もポイントです。施工にかかる時間は約3時間。
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ダイキンエコキュートの交換・修理のDIYはできない点に注意

ダイキンエコキュートの交換・修理は専門的な知識・技術・道具が必要です。DIYで済ませようとすると、感電・火災などのリスクが伴います。お湯はりなどに問題が発生した場合、業者にダイキンエコキュートの交換・修理を依頼することが重要。
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ダイキンエコキュートの交換・修理はニラスイホームにお任せ

ニスライホームは三島市・伊豆の国市を中心に水まわりのリフォームの依頼を受け付けています。ダイキンエコキュートの交換・修理にも対応。LINEでの相談・見積りができます。

給湯省エネ2025事業補助金を適用すれば、598,000円かかるダイキンエコキュートEQN46YFVの設置を498,000円で行うことが可能。27,500円を支払えば、10年保証がつきます。558,000円かかるダイキンエコキュートEQN37YFVの設置は、給湯省エネ2025事業補助金を適用すると、458,000円に抑えられます。

ダイキン以外のメーカーのエコキュートの交換・設置もできるため、三島市などにお住まいの方はニスライホームに一度お問い合わせください。
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【この記事のまとめ】

まとめ

ダイキンエコキュートにエラーコードが表示された場合、エラーの内容を把握し、必要に応じて修理・交換を行うことが重要です。ダイキンエコキュートが故障すると、入浴などに支障をきたします。できる限り早くエラーに対処することをおすすめします。


場合によっては、保証期間内で修理することが可能。保証期間内かどうかにより、修理費用が変わります。ニスライホームはダイキンエコキュートの修理・交換以外の水まわりに関する相談を受け付けています。ダイキンエコキュートなどについて悩みがある方は一度お問い合わせください。

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