ランドリールームの失敗例10選!いらなかったと後悔しないポイント

リフォームを機にランドリールームを作りたいと考えている人は、失敗したと後悔しないためにも間取りや設備をしっかり検討しておく必要があります。ランドリールームの使い勝手は、家族構成や家事動線によって違うものなので、さまざまなケースを想定しなければいけません。そこで今回は、さまざまな失敗例をもとに理想のランドリールームを実現するために知っておきたいポイントを紹介します。

この記事の目次

ランドリールームの失敗実例|間取りや設備の後悔ポイント

「新築やリフォームに合わせてランドリールームを作っておけば良かった」と後悔する人も多いですが、ランドリールームを作ったのに「こんなはずではなかった」と後悔する失敗事例の多くは、間取りや設備の問題が原因です。
ランドリールームは、日常生活に欠かせない家事の洗濯に関する動作(洗う・干す・畳む・アイロンをかけるなど)を同じ空間でおこなえるので、家事効率アップに役立つのが大きな魅力ですよね。
ランドリールームで後悔しないためにも、よくある失敗事例を確認しておきましょう。

狭いから使いにくい・広いから乾かないなど広さの問題

ランドリールームの広さが狭すぎた、あるいは広すぎたと後悔している人も多いです。
間取りの関係でランドリールームの広さを思っていたほど確保できなかった結果、洗濯物を干せずに結局ほかの部屋に干しているケースもあります。
また、狭すぎると使いにくいだろうと考えて広いスペースを確保したけど、除湿機の効果を発揮できずに洗濯物が全然乾かないこともあるようです。
ランドリールームを作る際には、どのくらいの広さが適しているのか考えることが大切ですね。

家事動線が悪くて使いにくい

ランドリールームを作る際には、家事動線を考慮して間取りを決めないと失敗する可能性があります。
家事効率を考える際には、ランドリールームと浴室・洗面所・脱衣所・キッチンなど水回りや、リビングダイニングなどの位置や、使い勝手を意識して間取りを考えなければいけません。
たとえば、天日干し派の人はランドリールームにベランダや庭が隣接していると便利ですが、室内干し派の人はベランダや庭の位置を考慮する必要はないですよね。
家事動線によっている・いらないの意見が分かれるので、使い勝手を慎重に検討してみることをおすすめします。

湿気がひどくてカビが生える|換気・場所が悪い

ランドリールームを作ったけど、湿気がひどく室内にカビが生えて困っている人や、洗濯物の生乾き臭が不満だと後悔している人も少なくありません。
水回りはジメジメしやすい場所なので、ランドリールームは湿気対策が必須です。
意外と見落としがちなのがランドリールームを作る場所で、日当たりや風通しが悪い場所だと湿気がこもりがちになります。
換気や乾かし方をしっかり考慮してランドリールームを作ると、失敗したと後悔することがないでしょう。

作業台はいらなかった・欲しかった

ランドリールームの作業台に関しては、作るべきだったと後悔する人もいれば、逆にない方が良かったと、意見が分かれています。
ランドリールームの作業台は、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたりする際に重宝するため、あると便利なのは間違いありません。
ただし、ランドリールームの広さによっては邪魔になってしまうことや、高さが身長に合わないなど、かえって作業効率が悪くなる原因になることも。
作業台を設置する際にも、使い勝手をよく考えておくことが大切ですね。

スロップシンクはいらない・欲しかった

ランドリールームにスロップシンクを設置するべきだったと後悔している人と、やっぱりいらなかったとの真逆の意見があるようです。
スロップシンクとは掃除に使う底が深い流し台のことで、洗濯の予洗いだけでなく、掃除道具の洗浄やペットのシャンプーなどにも重宝します。
キッチンや洗面所で洗うのは気が引けるような時に便利だなと実感できるものですが、実際につけてみても頻繁に使うわけではないとか、スペースが狭く感じられることも。
スロップシンクは用途をよく考慮して設置を検討したほうが良いでしょう。

物干し(ホスクリーン)の取付が悪かった

ランドリールームに取り付けた物干しにまつわる失敗事例も少なくありません。
物干しの数が1つでは足りなかったとか、ホスクリーンに竿をかけっぱなしにしていると邪魔で歩きにくいなどの意見が見受けられます。
基本的に室内干しにしたい場合は、どのくらいの洗濯物があるのかによって物干しを設置することが大切です。
とくに子育て世代の家庭は、子供が増えて成長するほど洗濯物の量が増えていくため、近い将来を見据えて検討することをおすすめします。

収納棚・ファミリークローゼットが欲しかった

ランドリールームに洗剤や衣類を収納できる場所を確保すべきだったと後悔している事例もあります。
ランドリールームの広さによって設置できるものが制限されるため、洗剤類やタオルなどを収納する場所を十分に確保できなくなることも。
家事動線を考えると、乾いた洗濯物を畳んでそのまま収納できる棚や、ファミリークローゼットがあると便利だったと後悔している人もいます。
何を収納したいのか、どのくらいのスペースが必要なのかをよく考えておくといいですね。

床が掃除しにくい・使い勝手が悪い

ランドリールームの床材の選びも注意しなければ、後悔することになるかもしれません。
たとえば、清潔感を重視して白っぽいクッションフロアを選んだところ、マット下の湿気った部分が黒ずんでしまったり、洗剤をこぼした変色が目立ったりするケースがあります。
しっかり掃除しておかないと汚れが目立って大変だと感じている人もいるようです。
ほかにも床材をタイルにしたところ、冬は冷たくて素足では歩けないとの意見もあります。
床材を選ぶ際には、使い勝手をよく考えることも大切です。

照明が暗い

ランドリールームにつける照明の色や数についても失敗事例があります。
とくに多いのは照明が暗すぎて使いにくいとの意見です。
照明は電球色・昼白色・昼光色などがあり、それぞれの色によって雰囲気が全く違います。
お好みで選択するのも良いですが、作業のしやすさを考慮して照明の色や数を検討したほうが良いでしょう。

コンセントが足りない・位置が悪い

ランドリールームは電化製品を使う機会が多いため、コンセントの数や位置が悪いと後悔している事例もあります。
エアコンや除湿機、浴室乾燥機など乾燥対策のために後日電化製品を追加する予定がある場合は、コンセントの数や位置について確認しておくことが大切です。
水回りはショートや漏電に注意しなければいけないので、コンセントが足りないからとタコ足配線にならないように気をつけましょう。

ランドリールームで失敗・後悔しないためのチェックポイント

ランドリールームを作って後悔しないためにも、さまざまな失敗事例を参考にしてみることをおすすめします。
すでにランドリールームを作って失敗した!と思っている人も、リフォームで改善する方法もあるので、諦めずに対処法を考えてみましょう。

2畳か3畳が一般的|間取りやレイアウトをよく考える

ランドリールームの広さは2畳から3畳が一般的と言われていますが、2畳でもちょうど良いと思っている人もいれば、4畳でも狭いから使いにくいと感じている人もいるように、家族構成や家事動線が家庭によって違うため一概には言えません。
作業台や収納棚などの設備を増やしたい場合は、1畳から1.5畳は余裕を持って間取りやレイアウトを考慮したほうが良いでしょう。
最適なランドリールームの間取りやレイアウトはいろいろな意見があるため、一般的な坪数(30坪・35坪・40坪など)の間取り図例を参考にしながら検討してみることをおすすめします。

北側・西側は窓や換気扇など空調で湿気対策

ランドリールームを設置するのは、日当たりが良い南側なら窓なしでも大丈夫です。
どうしても日当たりがあまり良くない北側や西側しか選べない場合は、窓を設置して通気性を良くすることが大切ですが、防犯対策も忘れずにおこないましょう。
北側や西側でも窓がない場合は、換気扇を設置して風通しを良くする方法もあります。
予算に応じて24時間換気システムや、除湿機、エアコンなどの設置を検討してみることもおすすめします。

予算に応じた乾燥方法|エアコン・乾燥機・サーキュレーターなど

ランドリールームを作っても洗濯物が乾かないと後悔しないように、予算に応じた乾燥方法を検討してみましょう。

扇風機・サーキュレーター

扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を当てて乾燥させる方法は、一番コストがかかりません。
空気を回す方法としては効果的ですが、除湿効果がなく乾燥するまでに時間がかかりすぎるため、ほかの乾燥方法と併用することをおすすめします。

除湿機

除湿機は商品によって価格は異なりますが、安いものなら1万円台で購入できるため、比較的導入コストはかかりません。
除湿方法はコンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式があり、通年で使う場合はコンプレッサー式とデシカント式の機能を備えたハイブリッド式がおすすめです。
サーキュレーターと除湿機(デシカント式)の機能が一体型になっている商品もあります。

エアコン

エアコンは、メーカーや機種によって価格帯は異なりますが、上位機種には衣類乾燥に適した設定が用意されている場合があります。
衣類乾燥モードで運転するとランニングコストは高めになる可能性はありますが、扇風機やサーキュレーターと併用すると早く乾いてコストを抑えられるメリットもあります。

衣類乾燥機

衣類乾燥機は大きく分けると電気式とガス式があり、ガス式の場合はあらかじめ工事が必要になります。
効率よく洗濯物を乾燥できるメリットはありますが、ランニングコストがやや高めになり、洗濯物の生地や大きさによっては使用に適さない場合がある点に注意が必要です。

浴室乾燥機

浴室乾燥機はコストが高くなりますが、設置しておけばお風呂のカビ防止にも役立ち、効率よく洗濯物を乾かせるメリットがあります。
ただし、入浴直後は水をしっかり拭き取らなければいけないことや、ランニングコストも高くなってしまう点に注意が必要です。

このように、ランドリールームに適した乾燥方法はいろいろありますが、それぞれメリット・デメリットがあるため、何畳の広さに対してきちんと洗濯物が乾くのか、予算と使い勝手をどっちも考慮してじっくり検討してみることをおすすめします。

作業台やスロップシンクは使い勝手をよく考える

ランドリールームに設置する作業台やスロップシンクについては、失敗事例にもあるように賛否が分かれるため必要性をよく検討してみることをおすすめします。
作業台カウンターの奥行きや高さはどのくらいがベストなのか、頻繁に使用する人の体型に合わせて検討してみましょう。
洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりする程度で良いなら、奥行きは40cm程度、高さはダイニングテーブルくらいがおすすめです。
スロップシンクは設置する場所や広さだけでなく、お湯の必要性についても検討しておくといいですね。

室内干しにおすすめの物干し

ランドリールームとはいえ、常に物干しが出しっぱなしでは生活感があるし、邪魔で使いにくいと不満を漏らす人もいるので、使いやすいものを選択することをおすすめします。
たとえば「ホスクリーン」をつけるなら、操作棒で高さ調整ができるタイプは洗濯物をかけたまま昇降できて使いやすいです。
操作ヒモで高さ調整できるタイプは、洗濯物をかけたまま昇降できないので注意しましょう。
電動で簡単に昇降できる「ホシ姫サマ」も便利なので、予算に応じて検討してみましょう。

収納スペースの有無を確認する

ランドリールームに何を収納しておきたいのかによって、必要なスペースが変わります。
洗剤類をストックしておきたい場合や、バスタオル・フェイスタオル、家族の着替えなどは、用途や家族構成によって異なるはずです。
ランドリールームで乾かした洗濯物を、すぐに畳んで収納しておきたい場合は、収納棚やファミリークローゼット(ファミクロ)があると便利ですよね。
家事動線や間取りも必要に応じて変更しなければいけないため、限られたスペースで必要なモノや、いらないモノを見極めておくことをおすすめします。

ランドリールームに適した床材の選び方

ランドリールームには、水回りに適した床材を選びましょう。
耐水性に優れていて掃除もしやすいのはクッションフロア(フロアシート)です。
いろんなデザインがラインナップされており、ランドリールームの雰囲気に合わせて選べるのもいいですが、白っぽいほど黒ずみが目立つ場合がある点や、洗濯機のように重たいものを置くと跡が残りやすい点に注意しましょう。
タイルは耐水性・耐久性に優れていてデザインも豊富なのですが、失敗事例にもあるように冬はひんやりする点に注意が必要です。
天然のやさしさを感じられるフローリングは、水回りだとシミが残りやすいためお手入れが大変に感じられるかもしれません。
床材によって一長一短あるため、ランドリールーム全体のデザインと使い勝手を考慮して検討してみることをおすすめします。

照明は昼白色か温白色がおすすめ

ランドリールームの照明は、作業のしやすさと清潔感を考慮すると、できるだけ明るいほうがいいです。
電球色は、電球色よりも明るい昼白色または昼光色をおすすめします。
照明器具の種類もいろいろありますが、おしゃれなペンダントライトにしたい場合は、洗濯物の邪魔にならない位置に取り付けなければいけません。
ランドリールームの実例を参考にしながら、どのような照明が適しているのか検討しておくことも大切ですね。

必要に応じてコンセントの数を決める

ランドリールームは洗濯機以外にもさまざまな電化製品が必要になるため、コンセントの数が不足しないように注意しましょう。
アイロンや乾燥機など、どのような電化製品を使う予定なのか、あらかじめリストアップしておくことをおすすめします。
とくにエアコンは機種によっては専用コンセントがなければ設置できないため、取付予定の機種を確認しておくことも大切です。

専門知識がある人に確認してもらう

理想のランドリールームを実現するためには、専門知識がある人に確認してもらうことが大切です。
建築士やインテリアコーディネーターなどの専門知識がある人や、これまでに多数のリフォーム経験があるハウスメーカーや工務店などに相談してみてください。
「こんなランドリールームにしたい」とできるだけ細かく希望を伝えることがポイントです。
もちろん予算の都合もあるため、プロの意見を参考にしながら妥協できないところと、譲歩できるところを確認しながら打ち合わせしてみましょう。
ランドリールームの実例を見る機会があれば、ぜひ積極的に参考にしてみてください。

ランドリールームがあって良かった人の成功事例

ランドリールームを作って失敗したと後悔しないように、「やっぱりランドリールームがあって良かった!」と実感している人の成功事例をSNSやブログの口コミで確認するのも参考になります。
実際にランドリールームを活用している人たちの口コミをいくつか紹介します。

3畳のランドリールーム実例

脱衣所とランドリールームを兼用にして3畳のスペースを確保したAさん。
洗濯機・乾燥機・スロップシンクの前にランドリーワゴン・作業台兼収納棚を設置しています。
ホスクリーンは洗濯物が重ならず物干し竿を2本かけられるように設置していて、しっかり通路の幅も確保されていました。
日当たりがあまり良くない北側ですが、大きめの窓を設置したことで明るさはしっかり確保できています。
家事動線もしっかり考えられた間取りで満足しているそうです。

洗面台と洗濯機を並べてスロップシンク不要だった実例

スロップシンクをつけようか迷っていたBさん。
2階にランドリールームを作るため、間取りの都合上あまり広いスペースを確保できず、スロップシンクを断念して洗面台と洗濯機を並べる方法を選択しました。
洗面台で軽く汚れを落としてから洗濯機に入れられるので、意外と使い勝手が良いそうです。
限られたスペースでも、しっかりアイロンかけや洗濯物を畳む作業台も確保できるように折りたたみテーブルとチェストを並べており、急なお客様が来た時にも活用しているそう。
予算が限られた狭いランドリールームでも、アイデア次第でいろんな活用法ができますね。

ランドリールームはあると便利!よく考えて失敗・後悔を防ごう

ランドリールームがあると便利なのは間違いありません。
家事に必須ともいえる洗濯が楽になり、水回りスペースを快適に活用できます。
「やっぱりいらなかった」と後悔しないためにも、さまざまな失敗例と成功例を参考にしながら、ぜひ快適に使えるランドリールームを実現させてください。